ハローワークで障害者の求人を検索する方法を紹介|20代未経験の転職ならツナグバ

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障害のある人たちが仕事を探す時、どこで仕事を探して良いか分からないと言った声は少なくありません。

公共職業安定所であるハローワークでは障害者の方々の就職をサポートしてくれます。専門の相談員も配置されていて対面でも安心して仕事探しができます。対面だけでなくインターネットでの求人検索環境も整備されているようです。

本記事では若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバが、障害者の方が安心して求人を探せるよう、窓口の利用方法やインターネットでの検索の方法について分かりやすく解説していきます。

目次

ハローワークとは

ハローワークとは、厚生労働省が設置する公共職業安定所で、就職や転職を検討している人が無料で利用できる施設です。略して「職安」とも呼ばれています。

全国に500カ所を超えるハローワークでは、全国の豊富な求人情報をもとにした「職業紹介」のほか、「雇用保険」、「雇用対策」などの国の制度を組み合わせ、地域の皆様のさまざまなニーズに応える雇用支援を実施しています。

ハローワークでは、職業の紹介や相談、応募資料の添削や面接指導など、仕事探しに不安をかかえた人たちにとってとても手厚いサービス体制が整っています。

就職先を探している障がいのある方も対象となっています。

ハローワークに行き、求職登録を行い、障がいの状況、技能、職業適性知識、希望職種等に基づき、ケースワーク方式によるきめ細かな職業相談・職業紹介を実施しています。

障害があることによる就職活動におけるハードルは少なくなく、一人ではうまく進められるか不安を抱えた人たちに寄り添った環境や仕組みを整えてくれています。

ハローワークは直接の窓口だけでなく、インターネットサイトもあり、ネット上でハローワークの求人を検索することもできます。

ハローワークで障害者の求人情報を検索する方法①窓口

ハローワークでは障害者の方々の就職や転職も対応しています。各地方自治体によって対応してもらえる窓口の担当が異なりますが、全国のハローワークでは「障害者関連窓口」が設置され、障害者の仕事探しや就職に向けた訓練のプログラムを実施しています。

しかし、専門的な窓口があることを知らない人もまだ一定数はいることでしょう。

障害者窓口を利用できる対象はこちらの方々です。

  • 身体障害者
  • 知的障害者
  • 発達障害者
  • 高次脳機能障害
  • 精神障害者
  • 視覚障害者
  • 聴覚障害者
  • 難病患者

多様な障害のある方でも安心してハローワークを利用することができそうですね。

窓口で専門の職員に相談に乗ってもらう

ハローワークの障害者向けの窓口では、専門的知識を備えた職員が対応してくれることになります。

初めて利用される方は不安や緊張があると思いますが、これまで何人もの障害者の就職や転職を支援してきたプロの存在は安心材料の一つですね。

関係機関による支援が必要な障がいのある方については、ハローワークが中心となってチームによる支援が行われます。

ハローワークの他、福祉施設や特別支援学校、地域障害者職業センター、障がい者就業・生活支援センター、その他職業能力開発機関、医療機関、保健福祉機関等の地域の支援関係者で構成され、障がい者支援におけるそれぞれの強みを発揮して、支援対象者の就職に向けた準備から職場定着の一連の個別支援を行うことになります。

自分一人でなんとかしようとするのではなく、まずは専門の職員に相談するところから始めてみると良いでしょう。

専門的支援で安心した就職活動ができる

障害があることによって就職や転職に際して、様々なハードルが存在していることがあります。障害者窓口では専門の職員がそうした社会的に存在する障害に対して、丁寧に対応してくれるので、不安や悩みを丁寧にヒアリングしてくれます。

自分にあった仕事の紹介やそこに向けた就職準備の指導やアドバイス、これらを無料で受けられます。

障害の特性や障害による苦手なことなど、なかなか受け入れてもらえない思いに寄り添った支援を受けられるはずです。

しかし、窓口に行くのが不安、家の近くにハローワークがなくて利用していない、という方も実際にはいるようです。

そんな方々におすすめな方法がインターネットによる求人検索です。

ハローワークで障害者の求人情報を検索する方法②インターネット

ハローワークでは窓口で仕事を探す以外の方法にインターネットによる求人検索があります。

パソコンやスマートフォンから簡単にアクセスできるので、まずはどんな求人の情報があるのか見てみたい人にはおすすめのサービスです。

事前情報を持っておくことで不安を少し取り除けたり、見通しを持つことができたり、実際に窓口でスムーズに相談することができるでしょう。

また、オンライン上で「自主応募」することも可能です。実際にハローワークに出向かずに一人で就職活動を進めることができるのです。

ただし、いくつかの給付金の受給対象から外れてしまうことや、トラブル対応は自己責任になる可能性もあるので気をつけましょう。

インターネットで障害者の求人を検索

ハローワークインターネットサービスにアクセスしましょう。

こちらのサイトでできることはこちらです。

  1. 仕事を探す
  2. ハロートレーニング(職業訓練)を探す
  3. ハローワークを利用する
  4. 求職者マイページを利用する
  5. イベントを探す

まずは「仕事を探す」で求人情報を探してみましょう。

求人検索の仕方

ハローワークインターネットサービスで求人を探す時に気をつけないといけない箇所が1点あります。

それは、「基本検索条件」の「求人区分」の入力選択です。

「求人区分」の選択肢に「障害のある方のための求人」という項目があるので必ずこちらを選択して検索をしてください。

この選択を見逃してしまうと、一般向けの求人が表示されるので要注意です。

ハローワーク以外の障害者の求人の探し方

障害者の求人検索はハローワーク以外でも行うことができます。

特に今はインターネット上に多くの求人情報が掲載されているので、ハローワークには掲載されていない求人も探し出すことができます。

例えば「障害者 求人」「障害者雇用 求人」などのキーワードで検索をかけるとたくさんの情報がヒットします。

自ら情報を取捨選択して、就職活動を進められる方はこうした方法もあるでしょう。

しかし、ハローワークでは専門の職員が応募企業の情報を把握してくれているので、これまでの実績や現在の状況含めてミスマッチを防ぎやすくはなりそうです。

障害者の就職に向けた支援体制

ハローワークの他にも障害者の就職に向けた支援を行っている機関があります。

就職に向けたステップとしてハローワークとも連携することが多い機関です。

代表的な機関はこちらです。

  • 地域障害者就業センター

一般の企業で長く働き続けられるように個々にあったプログラムを組み、支援を受けながら訓練する施設です。就職後のジョブコーチによる定着支援などのサービス体制も整備されています。

  • 障害者職業能力開発校

こちらも障害者むけの職業訓練を実施する場所で、各学校によって訓練内容は異なります。入学には入学試験が実施されます。ハローワークで求職者登録を行うことで出願することができる流れになっています。

まとめ

ハローワークには障害者関連窓口が設置されており、専門の知識を持った職員による手厚い就職サポートを受けられます。様々な障害者の方が安心して仕事に就けるように相談から面接、書類指導なども行っています。

また、必要に応じて関係機関が連携して一貫したチーム支援の中で就職活動ができます。仕事の探し方は、対面で相談するだけでなくインターネットでの求人検索もできるので、気軽に情報にアクセスすることもできます。

オンラインでの自主応募も可能ですが、実際に窓口でアドバイスをもらいながら進めていく方が安心したマッチングにつながりやすいでしょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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