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ニートとフリーターの違いを簡単に答えるなら、ニートは仕事をしていない人で、フリーターは正社員ではないけどアルバイトなどで生計を立てている人といえます。ニートやフリーターは将来が不安と考え、将来的には正社員として働きたいと考えている人も少なくありません。
そもそもニートとフリーターに明確な定義はあるのでしょうか。
本記事では、若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバ」が、ニートやフリーターが正社員として働くためにはどんな準備や行動が必要になるのか解説していきます。
最後にはニートやフリーターの方におすすめの転職支援サービスも紹介します。プロのサービスの力を借りることで、正社員の道はより明確に切り拓けるはずです。
ニートとフリーターの定義
ニートとフリーターには明確な違いがあります。それは「働く意思」があるかどうかの違いです。ニートには働く意思はなく、フリーターは働く意思がある、ということです。今現在仕事をしていなくても「働く意思があり、仕事を探している」人はニートではなくフリーターになるようです。
それぞれの違いを語源や定義から見ていきましょう。
ニートとは
ニートの語源はイギリスにあります。
「Not in Education,Employment or Training」
この言葉の頭文字の4つをとって作られた言葉です。
日本語に直すと、「教育や就業、就業に向けた訓練などをしていない人々」といった意味合いになります。
イギリスで問題となった若者に向けられた言葉で、日本でも同じ意味合いで使われるようになりました。
日本では厚生労働省がニートについて定義しています。
ニートとは、15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者。
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/06/dl/h0628-1b.pdf#page=68
ニートは若者に向けられていること、求職活動をしていないという「働く意思の有無」をポイントとしていると捉えることができます。
フリーターとは
フリーターとは「フリーアルバイター」という言葉がもとになった日本で作られた言葉です。正社員ではない非正規雇用で働いて生計を立てている人をフリーターと呼んでいます。
日本で作られた言葉であることを知らない人も多いのではないでしょうか。
2003年位厚生労働省はフリーターについて次のように定義しました。
フリーターを,15~34歳で,男性は卒業者,女性は卒業者で未婚の者のうち,
①雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」か「アルバイト」である者
②完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
③非労働力人口で家事も通学もしていない「その他」の者のうち,就業内定しておらず,希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
総務省「労働力調査」https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h27honpen/pdf/b1_04_02.pdf
こちらもニート同様15歳〜34歳と対象の年齢が定められていますね。ニートと明らかに異なるのは、働いているという点、そして働く意思があるという点です。
年齢が定められていますが、35歳以降はどうなのか気になります。
近年「高齢フリーター」と呼ばれるフリーターの高齢化も大きな話題となっています。それぞれ定義として定められてはいるものの、多様な使われ方をしているようですね。
ニートとフリーターの現状
ニートとフリーターの現状は如何なるものでしょうか。
厚生労働省によると、15歳〜34歳のニートは56万人、15歳〜34歳のフリーターは179万人と示されています。それぞれ、その年代の人口の2.1%、6.8%となります。数字で見るとフリーターの方がニートより3倍近く多いことがわかります。
ニートの56万人も決して少ないわけではありません。
先ほど高齢フリーターという言葉を紹介したように、どの年代においてもニートやフリーターと同じ立場である人は一定数いることが想定されます。
ニートやフリーターの悩み
ニートやフリーターの中にも正社員として働きたいと考える人は一定数います。
それでも、働き続けることに自信がなかったり不安を抱えていたり、ステップアップするための資格取得にかけるお金がないなど障壁はそれぞれです。
また、正社員にはなれないと諦めてしまっている人もいます。これは非常にもったいない考えで、可能性はゼロではない、チャンスはいくつもあるというマインドを持つことが重要です。
ニートやフリーターも正社員を目指せる
ニートやフリーターからでも正社員として働くことは十分に可能です。働く意思を持って、良い準備をすることで採用につなげることができます。
しかし、その過程ではニートやフリーターという立場の弱さや他者からの高くない評価を目の当たりにすることもあるかもしれません。それが今の社会の現実であり、会社が求める人材の優先順位の上位には上がりにくいでしょう。
大事なことは今の立ち位置を認識して、一歩ずつ前に進むことです。
ニートやフリーター期間が長いと就職率は下がる
ニートやフリーター期間が長ければ長いほど正社員としての就職率は下がる傾向にあるといえます。
やはり年齢的なハードルや、ニートやフリーター期間の過ごし方に慣れているという評価をされてしまうことは否めません。
新卒や他企業からの転職希望者といった競合する相手がいる中で、ニートフリーター期間は決して有利な条件には該当しないはずです。
正社員で働きたい意思があるのであればなるべく早く行動することをお勧めします。
ニートやフリーター向けの就職支援サービス
ニートやフリーターが正社員を目指す時には転職支援サービスを利用することがお勧めです。知りたかった情報や、就職に向けた準備のステップを拾い上げながら就職活動を行うことができます。
転職支援サービスを利用する最大のメリットは一人ではないということです。
一人でがむしゃらに探すよりも、プロのアドバイザーの方に相談できたり情報を直接もらうことで安心して就職準備をすることができます。
自分の適性や強み弱みなども客観的にフィードバックをもらうことで、新たな自分の魅力に気づくこともできるかもしれません。
ニートやフリーター向けの就職支援サービス①ジェイック
ジェイックはフリーターも対象とした就職・転職支援サービスで、アドバイザーによる相談を受けることができます。就職実績も高く、就職後には1年間のサポート体制もついている安心のサービスです。
ニート向けにも、正社員採用に向けたスモールステップとして常識マナーや履歴書の書き方などから対応してくれます。
一人で悩むよりも誰かに話ができたり、他者からの目線で添削を受けることは間違いなくいい成果につながる家庭に必要です。
ニートやフリーター向けの就職支援サービス②就職shop
転職shopはリクルート社が運営する対面型の就職・転職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーがついてくれるので、一人で就職活動を進めていくことに不安な人におすすめです。
就職におけるポイントやアドバイスをもらえるのは転職shopの特徴です。
20代の利用が9割というデータもあることから若い世代に人気のサービスとなっています。
まとめ
ニートやフリーターの正社員採用の可能性は十分にあります。一方で採用活動を行う企業側はニートやフリーターに対してどんな見方をするのか、それを考えると早めの行動は不可欠だと分かります。
フリーターやニートでもその期間に身につけることができる資格やスキル、経験を活かした就職活動が効果的です。会社が求める人材としての価値を高めるということですね。
今は「ニートやフリーター」を対象とした転職支援サービスも多く、安心して就職活動に取り組める環境が用意されています。自分に必要な情報を取捨選択し、プロの力を借りながら前に進んで行けるといいでしょう。
まずはいくつかの転職支援サービスを見比べて実際に登録して情報にアクセスしたり、キャリアカウンセラーに相談してみるのがおすすめです。
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この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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