失業保険はいつから受給できるのか?|20代未経験の転職ならツナグバ

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失業保険を受給できる場合に、いつから受給が開始されるのか気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、失業保険がいつから受給されるのかや受給されるタイミングを知るメリットなども紹介します。

目次

失業保険がいつから受給できるのかを把握しよう

失業保険を受給することができるのであれば、いつから受給が開始されるのかを知るようにしましょう。一般的にハローワークで手続きするときに説明される場合が多いですが、次に詳しく紹介していきます。

待機期間は受給できない

失業保険をいつから受給できるのかを知る前に待機期間という期間が設定されていることを知るようにしましょう。待機期間は7日間用意されており、失業保険の手続きをしたときから開始されます。待機期間中はどのような方法でも失業保険を受給することができない期間です。

自分都合で退職した場合

仕事の辞め方は大きく分けて2種類があり、自分都合と会社都合です。まず、自分都合での退職について紹介しますが、自分都合の退職とは名称にあるように労働者の意思で退職することです。退職理由はさまざまであり、仕事内容に不満がある場合や病気や怪我を理由に退職する場合もあります。自分都合で退職した場合は失業保険を受給するまでの期間が遅く、待機期間後から2か月後に指定の口座に振り込まれる流れとなっています。

そのため、すぐに受給できると思っている人は注意するようにしましょう。しかし、必ずしも自分都合で退職した場合は7日と2か月待たなければならないわけではありません。特例ではありますが、自分都合でもすぐに失業保険を受給することができます。そのための条件は給与を減額されたことや給与の支払いが滞っている、長時間労働を課せられているなどの条件があります。一般的に言うブラック企業であれば、早めに失業保険を受給できる可能性が高まります。

会社都合で退職させられた場合

会社都合での退職は会社から解雇される場合やリストラされてしまうことです。会社都合で退職した場合は失業保険を受給できるまでの期間は短くなり、待機期間から1か月後となっています。会社都合で退職した場合の方が早めに失業保険を受給できる理由は、自分都合よりも職を失ったときの準備ができていないことへの考慮と考えられています。

実際、自分都合で退職する場合は早ければ半年前からでも把握することができますが、会社都合の場合は数か月前や酷ければもっと急を要されてしまうこともあります。失業したときの準備ができていなければ、最悪生活することも難しくなりやすく、1か月後でも遅いと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

失業保険はいつから勤務していたら対象となるのか

失業保険は誰でも受給できるわけではなく、事業者が雇用保険に加入している必要があります。雇用保険は労働者をサポートするための保険であり、その中に失業保険も含まれています。失業保険は雇用保険の加入期間によって支給されない場合もあります。失業保険を受給できる条件は雇用保険の加入期間によって違いがあり、上記で紹介した場合と同じで自分都合で退職した場合と会社都合で退職した場合では違いがあります。

そのため、どちらの方法で退職したのかを知り、いつから加入していれば良いのかも把握しましょう。

自分都合で退職した場合

自分都合で退職した場合は雇用保険に12か月加入している必要があります。そのため、1年間勤務していなければ、失業保険を受給することができないことになります。したがって入社した日を覚えておくことをおすすめします。自分都合で退職した場合は好きなタイミングで退職することができるので、比較的失業保険を受給できるように調整することが可能です。

しかし、さまざまな理由からすぐにでも辞めたいと考えているのであれば、今回は失業保険の受給を諦めて、早めに転職先を決めるようにしましょう。特に無理な労働を課せられてしまっている場合に無理に1年間勤務してしまうことは身体を壊してしまうだけではなく、ストレスが溜まってしまう原因にもなります。雇用保険の加入期間が1年未満で退職することはもったいないと考えてしまいやすいですが、転職後に加入期間を引きつぐことも可能です。

会社都合で退職させられた場合

会社都合で退職した場合は雇用保険の加入は6か月で良いことになっています。会社都合の退職には倒産や人件費削減によるリストラなどが考えられます。一般的に倒産するリスクがある企業や人件費を削減しようとしている企業は求人情報を提出することはなく、そのような余裕がない場合が多いです。そのため、特別異例なことが起きない限り、雇用保険に加入して6か月未満で倒産してしまうリスクは低いのではないでしょうか。

失業保険がいつから受給できるのかを知るメリット

失業保険の受給がいつから始まるのかを上記までに紹介しましたが、受給されるまでに知ることにはメリットがあります。そのため、失業保険を受給する資格があるもののいつから受給することができるのか知らない人は次に紹介するメリットを知り、申請手続きを始めてみてはいかがでしょうか。一般的に失業保険を受給しようと考えているのであれば、早めに申請をして受給されるタイミングを早めることにデメリットはないため、申請を進めましょう。

入社するタイミングを知ることができる

失業保険を全て受給してから転職先に入社したいと考えている人も多いのではないでしょうか。そのような場合に転職先が早く見つかり、入社期日が失業保険の受給期間であれば、入社したときに受給は停止してしまいます。そこでいつから失業保険を受給することができ、いつで終了するのかを知れば転職活動を本格的に行う時期を見極めることが可能です。

しかし、受給期間の途中で入社してしまっても残りの受給期間は次回退職したときに利用することができるので完全に損したことにはなりません。また、失業保険の受給期間が3分の1以上残っている際に再就職することができれば、再就職手当という別の手当をもらうことができます。

生活費の足しにすることができる

失業保険は失業した労働者をサポートするためのお金であるため、実際次の就職先が見つかるまでの生活費に当てることも珍しくありません。貯蓄額に余裕があれば、いつから受給できるのかをあまりこだわらなくても良い場合もありますが、貯蓄に余裕がなく、毎月の給与の大半が生活費に消えてしまっている人であれば、いつから受給されるのかを知ることは重要なことになります。場合によっては無収入の期間が生じるので、早めにやりくりを始めるようにしましょう。

まとめ

失業保険の受給がいつから始まるかは退職する方法によって違い、例外もありますが、基本的にすぐには受給されないことを覚えておきましょう。そのため、失業保険を頼りにしているのであれば、自分はいつから受給が開始されるのかを把握することをおすすめします。早めに失業保険の申請をすれば、それだけ早く失業保険を受給することができるので、早めに受給したいのであれば、必要な物が揃い次第ハローワークで手続きをするようにしましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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