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この記事のキーワード#高卒認定試験, #願書の書き方, #受験の流れ
- #高卒認定試験 高校卒業と同等の学力を証明する国家試験のこと。
- #願書の書き方 高卒認定試験を受ける際に提出する申請書類の記入方法。
- #受験の流れ 高卒認定試験の受験準備から合格までの手続きやステップのこと。
この記事では高卒認定試験の願書の書き方や、受験の流れを以下の項目にそって解説していきます。
- 高校認定試験とは?
- 高校認定試験を受ける3つのメリット
- 高卒認定試験の願書とは?
高卒認定試験の概要を知りたい人から、高卒認定試験を受けようか悩んでいる人まで、役に立つ情報をまとめさせていただきました。
この記事を読めば高卒認定試験の概要や願書の書き方をきちんと理解することができますので、是非最後までご覧ください。
高校認定試験とは?
高卒認定試験とは「高校卒業と同じくらいの学力がある」ことを証明してくれる国家試験のことで、文部科学省が主催しています。
高卒認定を受験する年の3月31日までに16歳以上になる人が、高卒認定試験を受けることができる唯一の条件になっており、中学を卒業後に高校に進学しなかった人はもちろんのこと、高校を中退した人、不登校の人、外国の国籍の人でも条件に当てはまってさえいれば、受験することが出来ます。
また平成17年以前は「大学入学試験検定」という名前でしたが、平成17年度に「高卒認定試験」の名前に変わり、それに伴って受験資格の条件が変わったことで現在では多くの人が高卒認定試験を利用するようになりました。
高校認定試験を受ける3つのメリット
この項目では高卒認定試験を受けることで得られるメリットについて、以下の3つの要素にわけて解説します。
- 短期間で取得できる
- 高校卒業と同じ扱いになる
- 高校の単位を活用することもできる
高卒認定試験に挑戦しようかどうか悩んでいる人は、これらのメリットを理解して自分の進学や就職活動に活かせるか否かを考えてみることをおすすめします。
高卒認定試験のメリット①短期間で取得できる
普通の高校で卒業するには3年間の期間が必要であり、就職や大学入試で高校卒業の資格を活かすには長い長い時間がかかってしまいます。
ただ高卒認定試験は最短で1年以内に合格することが可能であり、高校卒業に比べると圧倒的に短期間で同等の資格を得ることができます。
この特性を活かして、早期に高卒認定試験を取得して留学や就職の準備期間を安全に確保するなど、一般の学校生活に囚われない人生設計をすることも可能です。
高卒認定試験のメリット②高校卒業と同じ扱いになる
高卒認定試験で得られる権利は高校卒業で得られる権利と同等であり、高卒認定試験に合格することで、就職や入試など他のことに挑戦する際に高校卒業の認定を貰っている人と、同等の土台で挑むことができます。
何か事情があって高校に進学できなかったり、学校の雰囲気が合わず高校を中退してしまった人にとてもおすすめの資格であり、高卒認定試験の資格を取得することで、進学や就職先の選択肢を大幅に広げることが可能です。
高卒認定試験のメリット③高校の単位を活用することもできる
高卒認定試験の資格を得ようと考えた時、高校で履修した単位があれば受験科目を減らすことができる場合があります。
例えば高校で日本史の単位を取得している場合、高卒認定試験の日本史を受けなくても問題ありません。高校で履修した単位を確認したい場合は、高校から「単位修得証明書」を取り寄せることで簡単に履修した単位を確認し、高卒認定試験に活かすことができます。
また高卒認定試験は高校に在学しながらでも資格を得ることができるので、高校の学習ペースに余裕がある人は、高卒認定試験に挑戦してみて、高校卒業の保険として利用してみてはいかがでしょうか。
高卒認定試験の願書とは?
ここでは高校卒業の願書の書き方や入手方法など、願書に関するトピックスを以下の3つに分けて解説していきます。
- 願書の入手方法
- 出願手続き書類の種類
- 願書の記入方法
願書の書き方や入手方法については文部科学省のホームページでも確認することができるので、この記事と合わせて確認してみることをおすすめします。
また願書の書き方や入手方法に関する注意点も解説しますので、方法と合わせて参考にしてみて下さい。
高卒認定試験の願書の入手方法
高卒認定試験の願書の入手方法は以下の方法があります。
- 各都道府県の教育委員会の無料配布所を利用する
- テレメール資料請求サイトを利用する
ただ高卒認定試験で使用する願書の配布は年中行われているものではなく、配布期間が存在します。高卒認定試験を受けようと考えている人は、まずは願書の配布期間を把握するために、文部科学省のホームページを確認することをおすすめします。
また願書の表紙のカラーは試験によって異なりますので、インターネット上で調べた願書のカラーが違うからといって焦る必要はありませんので、その点も注意しましょう。
出願手続き書類の種類
高卒認定試験を受けるには、願書以外にもいくつか書類を提出する必要があります。
願書以外に提出する必要がある書類は以下の通りです。
- 本籍地記載の住民票(初受験時のみ)
- 単位修得証明書(免除科目がある人が対象)
- 資格試験の合格証明書(数検・英検など該当する検定)
ただ免除科目のための単位修得証明書は、厳封で提出する必要があるため高校から入手しても、提出するものは開けないようにしましょう。もし中身を確認したい場合は、もう1通高校から取り寄せるようにしましょう。
また単位修得証明書を入手するには1〜2週間の時間がかかることがほとんどなので、必ず願書を提出する前にきちんと準備するようにしましょう。
願書の記入方法
願書には非常に多くの記入する項目があり、はじめて受験する人は記入するのにもかなりの労力がかかってしまうかと思います。
そこでこの項目では、記入する必要がある項目とその項目を記入する上で注意すべき要素を解説していきます。
お手元に願書がある人はこの記事の項目を見比べながら、記入するようにしてみてください。
- 受験地:受験しようと考えている受験地の都道府県コードを、受験案内の「記入方法」の受験地及び本籍地のコード表から選んで記入します。
- 氏名:住民票に記載されている氏名を記入します。また高卒認定試験を受験して、「科目合格通知書」を所持している人は、その紙に記載されている氏名を記入します。
- 性別:当てはまるものに丸をつけます。
- 本籍:該当する本籍を、受験案内の「記入方法」の受験地及び本籍地のコード表から都道府県コードを選択して記入します。
- 生年月日:該当する年号に丸をつけ、年・月・日ごとに数字を記入します。
- 受験科目:該当する受験科目に丸をつけます。また右端に科目数の値を書き忘れないようにしましょう。
- 最終学歴:学歴コードを参照し、該当する数字を記入します。
- 免除を受けることができる資格:一部免除のシステムを利用する場合は、「認定試験の一部免除を受けることができる資格のコード表」から該当する免除項目を選び記入します。
- 過去の受験:「過去の受験状況のコード表」から該当するものを選び、数字を記入します。
- 特別措置:身体上に障害があるなど、特別措置が必要な際は丸を付けます。その際には「高等学校卒業程度認定試験身体障害者等特別措置申請書」と「医師の診断意見書」が必要になるので注意しましょう。
- 現住所:現住所を記入します。
- 送付先:現住所と受験票・試験結果通知を受け取る送付先の住所が異なる際は、記入します
- 学歴:中学校以降の学歴を記入します。
- 受験料:収入印紙を枠内に貼り付けます。受験する科目数によって貼る収入印紙が異なるので注意しましょう。
- 受験票:氏名・ふりがな・生年月日を記入し、写真を貼り付けます。
願書の書き方をマスターして、高卒認定試験を受験してみましょう
この記事を書いた人
寺井健剛(てらいけんご)
株式会社ツナグバ 公式サイト
Work Experience: 金融業界
Hobby: たくさん食べること(特にしゃぶしゃぶと赤身)
MBTI: 提唱者-INFJ-
Favorite: アニメを一気見すること
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この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介