高卒認定試験ってどんな試験?日程や試験の手順を大紹介|20代未経験の転職ならツナグバ

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  • #高卒認定試験 高校卒業と同等の学力を証明するための国家試験のこと。
  • #試験日程 高卒認定試験の日程やスケジュールのこと。
  • #試験手順 高卒認定試験を受けるまでのプロセスや手続きのこと。

この記事では高卒認定試験の概要や試験の内容を、以下の目次にそって解説いたします。

  • 高卒認定試験って何?
  • 高卒認定試験の日程
  • 試験内容とは?
  • 高卒認定試験を受けるまでの手順

この記事を読めば、高卒認定試験の大まかな流れや特徴を理解することが出来るので、高卒認定試験を受けるかどうか悩んでいる人や、高卒認定試験を受験したいけれど受験の手順があやふやという人は、是非最後まで読んで受験の際に役立ててみてください。

目次

高卒認定試験って何?

高卒認定試験とは文部科学省が主体となって行っている国家試験です。この資格を取得すると「高校卒業と同じ学力を有している」という証明になり、大学入試や就職活動で利用することが出来ます。

この資格を取得するための受験条件は「受験する年度の3月31日までに満16歳以上になる人」というものであり、この条件を満たしさえすれば高校に進学しなかった人・高校を中退した人・外国籍の人でも受験することが可能です。

元々平成17年度までは「大学入試検定」という名前の試験だったのですが、「高卒認定試験」へと名前が変更され、その際に受験資格の条件も変わったこともあり、現在では非常に多くの人が利用している実用性の高い資格です。

高卒認定試験と高卒資格との違いとは?

高卒認定試験と高卒資格の違いは主に以下のような点があげられます。

高卒資格:学歴として、履歴書や証明書に書き示すことができる。

高卒認定:資格保有者として、履歴書や証明書に書き示すことができる。(中学卒業で高校に進学していない場合は学歴は中卒になります。)

上記のような違いはありますが、高卒認定と高卒資格の効力に差はありません。例え中卒でも高卒認定を保有していれば、高卒資格と同じ条件で大学入試を受験することが出来たり、就職活動を行うことができます。

また高卒認定を履歴書や証明書に書く際は、資格欄・学歴欄どちらで記入しても問題ありません。

令和6年度の高卒認定試験の日程

ここでは令和6年度の高卒認定試験の日程を紹介します。高卒認定試験は年に2回あり、受ける時期によって出願期間や結果通知の時期が異なります。

詳しくは文部科学省のホームページに記載されているので、詳しく知りたい人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

第一回高卒認定試験の日程(令和6年度)

受験案内期間2024年4月1日(月曜日)から
出願期間2024年4月1日(月曜日)~2024年5月7日(火曜日)
試験日程2024年8月1日 (木曜日)、2024年8月2日(金曜日)
結果通知日程2024年8月27日(火曜日)に通知予定

第二回高卒認定試験の日程(令和6年度)

受験案内期間2024年7月16日(火曜日)から
出願期間2024年7月16日(火曜日)~2024年9月6日(金曜日)
試験日程2024年11月2日 (土曜日)、2024年11月3日(日曜日)
結果通知日程2024年12月3日(火曜日)に通知予定

高卒認定試験の内容とは?

ここでは高卒認定試験の概要を以下の項目に沿って解説いたします。

  • 高卒認定試験の時間割
  • 高卒認定試験に必要な持ち物

高卒認定試験を受験する上で意外と見落としがちな要素になっていますので、受験する人はこれらの項目を参考にして、準備をすすめることをおすすめします。

高卒認定試験の時間割

高卒認定試験の時間割は第一回と第二回で内容が異なるため、自分が受験する該当科目がどの日程で行われるかきちんと注意しましょう。

時間第一回
9:30~10:20物理基礎
10:50~11:40現代社会もしくは政治・経済
11:40~12:40休憩
12:40~13:30国語
14:00~14:50英語
15:20~16:10数学
16:40~17:30科学と人間生活
時間第二回
9:30~10:20倫理
10:50~11:40日本史もしくは地理
11:40~12:40昼食
12:40~13:30世界史
14:00~14:50生物基礎
15:20~16:10地学基礎
16:40~17:30化学基礎

ただ上記の時間割は2023年度までのものを、まとめた表になります。自分が受ける年度の時間割を知りたい場合は、文部科学省のホームページを確認することをおすすめします。

高卒認定試験に必要な持ち物

高卒認定試験に必要な持ち物は以下のものがあげられます。

  1. 受験票・会場案内図など送付された封筒の中身一式
  2. 筆記用具(HもしくはFの黒色鉛筆はマークシートで使用するため、複数本用意しておく)
  3. 時計(スマートフォンやアップルウォッチは使用できないので注意する)
  4. 財布・交通系ICカード
  5. 運転免許証または健康保険証(受験票を再発行する場合に使用するため)
  6. スマホもしくは携帯電話
  7. 参考テキストなど
  8. お昼ご飯や飲み物(お昼休憩をはさむスケジュールになる人が対象)
  9. 上履き(試験会場によっては必要のない場合もあるので、きちんと確認が必要)

そのほかにもアメ・ガム類のリラックスできるものや、雨の場合は雨具が必要など、状況や本人のコンディションによって必要なものが変わってきます。

事前に必要な持ち物をリストアップしておくなど、当日に忘れ物をしないように対策を講じておきましょう。

高卒認定試験を受けるまでの手順

この項目では高卒認定試験を受験するまでの手順を大まかに解説いたします。流れの解説とともに注意点も合わせて紹介しますので、受験しようと考えている、もしくは受験する人は最後まで内容を確認してみることをおすすめします。

高卒認定試験を受けるまでの手順①願書や出願手続きの書類を準備する

まず高卒認定試験を受けるには、願書を自分が住んでいる地域の教育委員会の配布所で入手するか、文部科学省のホームページを通してパソコンやスマートフォンなどで自宅に請求する必要があります。ただ願書は年中配布されているものではなく、一定の配布期間があることに注意が必要です。

また願書の他にも住民票や単位修得証明書が必要なケースもあるので、事前に免除できる科目がないかどうか調べ、準備しておくようにすることをおすすめします。

高卒認定試験を受けるまでの手順②願書を提出する

願書を受け取る際に提出用の封筒も一緒に受け取るので、願書を記入したら提出用封筒に願書を入れ、指定の宛先に封筒を郵送します。

ただ封筒を郵送する際はポストに投函するのではなく、必ず簡易書留として郵便局の窓口を通して郵送するようにしましょう。また郵送した際に郵便局から受け取る「書留郵便物等受領証」は絶対に保管しておくようにしましょう。

高卒認定試験を受けるまでの手順③受験票を受け取る

自宅に受験票が届くので、中身に不備がないかきちんと確認しましょう。また送られた書類は試験を受ける時に使用するので、なくさないように保管しておくことをおすすめします。

高卒認定試験を受けるまでの手順④試験に望む

必要な持ち物を確認して、試験会場に向かいましょう。上記に記載してある「高卒認定試験に必要な持ち物」を参考にすることをおすすめします。

高卒認定試験を受けるまでの手順⑤試験の合格結果の通知を受ける

試験を受けた後日、合格した人には「合格証書」が送られ、一部科目に合格している人には「科目合格通知」が送られます。

また合格している科目がなかった人には「受験結果」のみが送付される形になります。


試験概要を理解して、高卒認定試験に挑戦してみよう

今回は高卒認定試験の日程など、概要について解説させていただきました。試験に受験する際には、必ず事前に試験の概要を確認するようにしましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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