第二新卒の職務経歴書の書き方とは?20代未経験の転職ならツナグバ

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  • #第二新卒 卒業後3年以内で再就職を目指す若手のこと。
  • #職務経歴書 職歴やスキルを具体的に示す就職用書類のこと。
  • #自己PR 自身の強みや目標を伝える自己アピール方法のこと。

第二新卒・若手の転職活動において最も難しいのは、”職務経歴書” の作成です。その理由は、初めて職務経歴書を書く方が多いからです。こちらのページでは、職務経歴書の重要性から基本的な構成、若手・第二新卒向けの書き方のポイントまで丁寧にご紹介しています。ぜひご覧ください。

目次

職務経歴書にはどのようなことを書く?

一般的に、職務経歴書には以下の4つの項目が含まれます。

1.  職務要約

2.  職務経歴

3.  会社概要

4.  自己PR

自分の職務に関する概要や経験、そして自己アピールを明確かつ簡潔にまとめるために、自己分析をしっかりと行いましょう。ここでは、職務経歴書で重要な項目を詳しく説明していきます。

職務要約

前職で行った業務内容や成果、身につけたスキルを簡潔にまとめ、採用担当者が着目するポイントとします。前職で培った経験やスキルが、当社の業務にどのように活かせるかを確認したいと考えています。

ですので、数字やデータを取り入れた具体的な成果は、アピール力を高めるので重要です。忘れずに記載しましょう。これは、文字通り概要の部分です。以下には、職務経歴書の書き方を説明しますが、経歴をまとめる際には、業務内容を自分なりに整理してから要約すると、スッキリした表現になるでしょう。

職務経歴

社会に参入してから現在までの職歴を整理するセクションです。誰が見ても自己の職務内容が明確に理解できるように、「勤務期間」「所属部署」「上司」「職務内容」を端的に示しましょう。自身の独自の取り組みや仕事への情熱を具体的なエピソードとともに紹介することは効果的です。

会社概要

職務経歴書の会社概要には企業に関する詳細情報を明記してください。具体的には、事業内容、売上高、資本金、従業員数、設立年など、会社の規模を示す基本情報を記入してください。これらの項目を埋めることで、会社に関する把握がより容易になります。

会社概要は、職務経歴書において非常に重要な部分です。なぜなら、会社の規模や業務内容を把握することで、応募者の経験やスキルがより具体的に理解されるからです。事業内容については、会社がどのような業界でどのようなサービスや製品を提供しているかが明確に示されるべきです。

売上高や資本金は、会社の経済的な健全性や安定性を示す重要な指標です。これらの数字が大きいほど、会社の成長や信頼性が高いと言えます。また、従業員数も会社の規模感や人員配置状況を示す重要な情報となります。

設立年は、会社の歴史や信頼性を示す重要な要素です。長い歴史を持つ会社は、安定感や実績があると見なされることが多いです。これらの基本情報をしっかりと記入することで、応募者としての信頼性や適正度がより明確に伝わることでしょう。

自己PR

自己PRを作成する際には、応募先や志望するポジションに適合するように、自身の考え方や得意分野、前職での成功体験や周囲からの評価を明確に示すことが重要です。実務経験や専門知識、具体的な成果にフォーカスすることが求められます。

ただし、自らが成し遂げたことだけでなく、入社後の成長を促す要素として、具体的な根拠や成功エピソードも示すことが肝要です。

人事が職務経歴書で見ているポイント

職務経歴書は、「自身の情報を伝達するもの」という認識かと思いますが、採用担当者はその職務経歴書から具体的に何を見ているのでしょうか。これまでのキャリアや実績は勿論ですが、第二新卒の場合、人物像や仕事への意欲、そして潜在能力なども重点的に把握しています。各要素について詳しく解説していきます。

人柄

求職者の個性や志向についても、企業は理解を深めることを目指しています。求職者の情熱や意欲があっても、企業の雰囲気やチームとの調和がうまくいかなければ、長期的な雇用は困難かもしれません。

採用した社員が早めに離職することは、企業にとっても求職者にとっても損失です。このような早期離職は避けたいものですね。そのため、企業は求職者の性格や特性を把握し、自社との適合度を検討しています。

仕事に対する情熱

第二新卒の方は、スキルや実績がまだ少ないことは当然であり、採用担当者もその点を踏まえて求人を出しています。従って、第二新卒には、実績よりも仕事に向けた熱意や意欲が求められています。

過去の職歴から、すぐに退職しない気持ちや自社で真剣に働く覚悟があるかどうかを職務経歴書で判断しようとしています。

基本的なビジネスマナー

企業が第二新卒を採用する理由の一つには、新入社員が社会人として必要な基礎を教育するコストを削減できるということが挙げられます。たとえ業務で即戦力となるスキルや実績がない場合でも、どの企業でも重要視される基本的なビジネスマナーは既に獲得している人もいます。

第二新卒の応募者には、早い段階から実務に参加してもらうために、社会人としての基礎知識が既に獲得されていることが期待されている可能性がありますので、その点を覚えておくことが大切です。

現時点でのスキルや前職での実績

企業は、応募者のモチベーションや成果だけでなく、以前の職務経験や能力も知りたいと考えています。入社してから1年以上が経過している場合、プロジェクトを担当した経験や先輩との共同目標達成などがあるかもしれません。

前職での実績が少しでも明らかになれば、企業も将来の活躍に期待するでしょう。

ポテンシャル

転職市場では、通常は実績が重視されますが、第二新卒の場合は、新卒と同等にポテンシャルを評価することが一般的です。採用時には、将来の成長や企業への貢献度を考慮して選考しています。

第二新卒で職歴がない人が理解しておくべきこと

職歴の欄には、通常は正社員としての経験が記載されますが、経歴が全くない場合や短期間で離職した場合、またはアルバイトや派遣社員などでの経験しかない場合の書き方について、どのように記述すればよいのでしょうか。

職歴なしとは記載しないこと

アルバイトや派遣などで働いた経験があれば、そのことを履歴書に記載しても構いません。 「職歴がない」と書くよりも、社会人としての経験や就業実績をアピールすることが好印象とされます。 丁寧な正社員の記載とは異なり、簡潔で分かりやすく書いてください。

職歴がない人は職務経歴書を自己PRと思って書く

前の職場で短期間の試用期間中や長期間の空白期間がある場合には、履歴書を自己PRの一部として捉えることで記述しやすくなります。自己PR欄に書けなかった出来事や、趣味やボランティア活動、自己学習の内容などを明記すると良いでしょう。

これらの経験から得た教訓や、職務で役立つスキルをアピールすると効果的です。学生時代のサークル活動やアルバイト経験などを振り返り、記述しても問題ありません。未経験でも、面接では自己PRや志望動機が求められますので、過去の経験を振り返り、アピールポイントを考えておくことが重要です。


まとめ

第二新卒の方々は、経歴の表記に戸惑うことが少なくありませんが、職務経歴書は自己アピールの場であると認識し、しっかりと内容を記載しましょう。特に自己PRの部分では、自身の長所や将来のビジョンをどれだけ伝えられるかが重要です。

自己PRの記載が採用に直結する可能性が高いため、慎重に行いましょう。職務経歴書は、職歴が浅く短期間の雇用経験がある方であっても、適切な記述方法によって有効なツールとなります。独自の工夫を凝らしながら、職務経歴書に記載する内容を絞り込み、作成していきましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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