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「高卒だけど未経験の仕事に転職するのは難しいのかな」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
学歴が重視されがちな日本では、大卒に比べると高卒者の転職は難しいのが現実です。
また、即戦力が求められる中途採用では未経験者の転職も難しいと言われます。しかし、大卒者より長い社会人経験やポテンシャルをアピールすることで、高卒未経験でも転職のチャンスは十分にあります。
本記事は、20代-30代など若手の未経験転職に特化して転職をサポートしている「ツナグバ」が、高卒の20代男性が未経験職種の転職に成功するコツを紹介します。
高卒者が20代未経験男性が転職する理由
厚生労働省が公表した「新規学卒就職者の離職状況」によると、高卒で新規に就職した人で入社後3年以内に離職した人の割合は36.9%と3人に1人以上となっています。では、入社して数年しか経っていない20代の高卒者が、離職と転職するのにはどのような理由があるのでしょうか。
ミスマッチの可能性
現在の高校の進路指導では、原則として1度に1社しか応募できない仕組みとなっています。そのため生徒は、学校の指導により応募する企業を1社に絞り込まなければなりません。企業からの求人数よりも、応募希望者が多い場合には、校内選考が行われて応募先が決められます。
その際、ややもすると生徒の「希望や適性にあった企業」や「生徒自身が企業や仕事を選ぶ視点」が軽視されることがあります。また。こうした状況により生徒も応募する企業をしっかりと研究せずに応募して、入社後にミスマッチで早期離職に至ることもあります。
また企業側の立場からみても、学校が推薦した生徒を採用するだけで、たくさんの中から自社に合った人材を選ぶことができないといった状況が、ミスマッチを生み出しているのです。
職業意識の形成が不十分なまま就職
高卒者の早期の離職や転職については、職業意識の形成が十分に行われていない点についても指摘されています。高校の就職指導が、求人企業の紹介や推薦、応募書類の書き方や面接試験の受け方などの指導が中心になっていて、入学時から計画的に生徒の職業意識を形成する指導を行っていないことが課題となっています。
フリーターの増加
高卒者への求人が減少する中で、就職を希望しても校内選考を通過できず、応募することさえできない生徒もいます。成績や出席状況を重視した校内選考が行われると、推薦されにくい生徒が生じ、自ら就職を諦めて卒業後にフリーターになるケースも少なくありません。
参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」
高卒者・未経験20代男性の転職は難しい?
20代男性は、30代以降の年代より未経験の業界や職種でも転職しやすい傾向にあります。しかし、高卒者の転職は大卒に比べると難しいと言われます。では、高卒の20代男性が未経験の仕事に応募する際には、どのような転職活動を行えばよいのでしょうか。
学歴不問の求人を探す
求人の条件が大卒以上となっている企業もあります。しかし、中途採用で人材を募集している会社の中には、学歴よりも人物やポテンシャルを重視しているところも少なくありません。「学歴不問」や「未経験者歓迎」と記載された求人を探しましょう。
大手企業だけでなく中小企業や地方企業にも目を向ける
日本は少子高齢化社会の進行により労働人口が減少して、多くの企業が人手不足となっています。人手不足は特に中小企業や地方企業で深刻な状況です。高卒20代男性が未経験の仕事への転職を目指す際には、大手企業だけでなく中小企業や地方企業にも目を向けてみましょう。
もちろん、高卒でも大手企業に転職できる可能性はあります。しかし、大手企業の場合には応募者が多いため、大卒者やスキルが高い転職希望者と比較され選考で不利になる可能性が高いでしょう。
高卒者の転職は難しいと決めつけない
実際に、高卒者の転職は簡単ではありません。しかし、最初から難しいと決めつけないでチャレンジすることが大切です。
求人の条件が大卒以上になっている場合でも、スキルと経験があれば高卒者でもかまわないと考えている企業もあります。電話をして高卒でも応募できないか確認してみるのもよいでしょう。
20代の高卒男性が未経験職種への転職を成功させるコツ
20代の高卒男性が未経験の業種や職種への転職を目指す際には、次の3つのコツを意識すると成功する可能性が高くなります。
転職理由と志望動機を関連付ける
ほとんどの企業は、面接試験で「前職を退職した理由(転職理由)」と「志望動機」を質問します。「上司との折り合いが悪かった」「給与が安かった」「休みが少なかった」などネガティブな理由を言うと、採用しても少しの不満でもあると、またすぐ辞めてしまうのではないかとマイナスの印象を持たれてしまいます。
転職の理由は、「キャリアアップのために今までとは違う仕事をやってみたい」や「働いているうちに自分が本当にやりたい仕事がわかった」など、ポジティブに伝えましょう。
即戦力になることをアピールする
高卒者は、大卒者より早く社会人となっているため、同じ年齢でもスキルや経験が豊富です。今までの経験やスキルを応募する未経験の仕事にどのように活かすのか、入社して企業にどのような貢献をできるのか具体的にアピールしましょう。
応募企業が求めていることをアピールする
応募する企業が、どのような人材を求めているのかを知ることは大切です。自己分析やキャリアの棚卸しを行って、企業が求める人物像と自分との共通点を見つけてアピールしましょう。
20代の高卒男性が未経験職種への転職活動でやっておくべきこと
最後に20代の高卒男性が未経験の仕事に転職する際に、転職活動でやっておくべきことを3つ紹介します。
必要なスキルや知識を身につける
一般的に、中途採用では即戦力となるスキルや知識を持った人材が求められます。未経験の業種や職種の仕事に転職する際には、専門的なスキルや知識は十分ではありません。応募する仕事に必要なスキルや知識を身につけるよう努力しましょう。関連する資格を取得するのも転職活動でアピールできるポイントです。
できるだけ早く転職活動をスタートする
中途採用では、年齢が高くなるにつれスキルや経験が重視されます。年齢が若いうちは、ポテンシャルに期待して採用する企業が多くあるので、転職したいと考えたらできるだけ早く転職活動をスタートしましょう。
転職支援サービスを利用する
高卒の20代男性が未経験の業種や職種への転職を目指す際には、転職エージェントなど就職支援サービスを利用するのもおすすめです。「ツナグバ」は、20代-30代など若手の未経験転職に特化してサポートする転職支援サービスです。高卒の20代男性が応募できる未経験可の求人も多数抱えています。
20代高卒男性でも未経験職種に転職できる
大卒と比べると、高卒者は転職が難しいと言われていますが、20代男性であればポテンシャルや新しい職場や仕事に馴染む柔軟性などに期待して、採用する企業はたくさんあります。
本記事で紹介した転職成功のコツを参考に、希望する業種や職種にチャレンジしてみてください。転職活動の進め方が不安な際には、転職エージェントなど転職の専門家に相談するのもおすすめです。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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