金融業界未経験でも転職は可能?転職方法を徹底解説|20代未経験の転職ならツナグバ

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金融業界未経験でも転職することはできるのでしょうか?

結論から言うと可能です。

金融業界と言うと、新卒就活生に人気が高い業界で、これまではあまり中途採用を行う企業は多くありませんでした。また転職を受け入れても、同じ金融業界で働いたことがあるスキルや経験を積んだ即戦力の人材を採用していました。

しかし、最近では金融業界未経験でも採用する企業が増えています

本記事では、若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバ」が、金融業界未経験の方が転職を成功させる方法について詳しく解説します。

目次

未経験転職する前に金融業界について知ろう

未経験の仕事への転職を目指す際には、その業界や職種について研究して詳しく知ることが大切です。

金融業界とは

金融業界を代表する業種が「銀行」です。銀行は、企業や個人から預かったお金を管理する「預金業務」、企業や個人にお金を貸し出す「貸付業務」、振り込みや口座振替といった「為替業務」を行います。

国内の銀行は、全国全域や海外にも拠点を展開するメガバンクや、地域経済に密着してサービスを行う地方銀行、組合員や会員が出資する信用金庫や労働金庫、信用組合に分けられます。

銀行の他には、株式や債権などの金融商品を扱う証券会社や、保険商品を扱う生命保険会社や損害保険会社、信販会社やクレジット会社、リース会社、ベンチャーキャピタルなどがあります。

金融業界の職種

金融業界といっても業種によって仕事の内容が異なるため、さまざまな職種の人が働いています。主な金融業界の職種には、次のようなものがあります。

営業職

他の業界同様に、営業職は企業にとって重要な職種です。金融機関の営業職には、「個人向けの営業」と「法人向けの営業」があります。どちらも金融に関する専門的な知識と営業力、提案力、コミュニケーション能力などが必要です。

バックオフィス業務

バックオフィス」とは、総務や人事、経理など直接顧客と関わらない業務の事を指します。

書類やデータ、備品などの整理や管理、電話応対などを行い、マーケティングやカスタマーサポートなどのフロントオフィスの仕事をサポートします。金融業界でも、バックオフィスの役割を果たす職種の働きは重要です。

専門性の高い職種

金融業界には専門性の高い職種もあります。

ファイナンシャルプランナー(FP)

フィナンシャルプランナー」は、年金や税金、住宅ローン、教育資金など個人の生活に関わるさまざまなお金に関する問題や資産運用に関してアドバイスを行う仕事です

ファンドマネージャー

ファンドマネージャー」は、顧客から預かった資産を元に投資信託の運用を行う専門家です。そのため金融市場の情報をチェックすることも大切な業務です。一般的に、投資信託会社など運用を主な業務とする会社に所属しています。

証券アナリスト

証券アナリスト」は、証券投資や企業評価を行う分析のプロフェッショナルです。例えば、会社の実力を見極めて今の株価が、その会社の状態を正しく反映しているのかを分析するのが仕事です。

ディーラー

金融機関が自社の資金を株式や為替、債権などを売買して利益を上げることをディーリングと呼びます。「ディーラー」はこのディーリングを専門で行う人のことで、金融業界では花形的な職種です。

トレーダー

トレーダー」は、証券会社などに所属して顧客の注文を受けて、株式や債権の売買取引を行うのが仕事です。

トレーダーは自分の意思で売買するのに対して、トレーダーは顧客やポートフォリオマネージャーと呼ばれる人の指示によって売買を行うという違いがあります。

アクチュアリー

アクチュアリー」の主な業務は、損害保険や生命保険などの金融商品を設計することです。設計の際に保険料率や支払保険金の算定が必要です。統計学確率論、数理的な幅広い知識が求められる職種です。

金融業界に転職するメリット

金融業界に転職する主なメリットとしてまず最初にあげられるのが「高収入」です。商社や製造業など他の業界と比べると、平均年収は高い傾向にあります。

次に、金融やお金について専門の知識が身につくことです。身につけた知識を自分の人生設計に活かすことができます。

未経験で金融業界に転職するのは可能?

冒頭でお伝えした通り、未経験でも金融業界に転職することは可能です。たしかに、金融業界での経験が豊富で即戦力となる人材が求められることが多いですが、未経験だからと言って転職できないということはありません。

金融業界が未経験者を中途採用する理由

金融業界の企業が、未経験者を中途採用するのには次の理由が考えられます。

新卒採用難による人手不足

日本では少子高齢化が急速に進み、労働人口の減少が深刻な問題です。就活生から人気の高い金融業界も、新卒で必要な人数を採用するのに苦労しています。

そのため、新卒採用で人員を確保できなかった分を、第二新卒など若手の中途採用で補充するケースがあります。

人の入れ替わりが増えた

かつて日本の経済を支えていた終身雇用制度が崩壊しつつあり、今や転職は珍しいことではなくなりました。新卒で採用した社員の3人に1人が、入社3年以内に離職すると言われていて、それは金融業界でも例外ではありません。

金融業界から別な業界に転職する人もいて、退職した人の分を他の業界からの中途採用で補充する必要があります。

他の業界での経験が活かせる

前の章で紹介しましたが、金融業界の仕事でも営業職やバックオフィス業務は、他の業界と共通するスキルが求められます。専門的以外の職種では、異業種からの転職でも同職種の経験があれば、前職での経験やスキルを活かすことができます

また、金融業界でも銀行や証券会社は、他の業界のクライアントと接する機会が多いため、異業種で働いた経験や知識が役立つことがあります。不動産業界やコンサルタント業界からの転職も少なくありません。

金融業界転職に必要なスキルや能力

金融業界への転職の際には、次のようなスキルや能力を持っている人材が求められます。特に、金融業界が未経験の場合には、スキルや実績よりも適性が評価されます。

コミュニケーション能力

金融業界は、保険や株式など目に見えない「無形商材」を取り扱っています。「無形商材」は、目に見えない商品のため、売り手の付加価値つまり「信用」が重要です。
信用を得るには、顧客の話にしっかりと耳を傾けニーズをくみ取り、顧客にとって最善の提案をすることが大切です。それにはコミュニケーション能力が必要です。

ストレス耐性

金融業界は、銀行でも証券会社でも保険会社でも、営業職は目標の数字を達成できるかどうかが評価の基準となります。実績が足りず目標に届きそうもない場合には、大きなストレスやプレッシャーがのしかかってきます。

営業成績以外にも、顧客との交渉や折衝には精神的なタフさが求められます。それらに負けないストレス耐性が必要です。

向上心や好奇心

金融商品には、さまざま法律に定められた規制やルールがあります。そのため新しい金融商品が登場したり、法律が改正された時など常に知識を習得しなければなりません

また金融業界は、日本だけでなく世界の経済や政治に影響を受けるため、常に最新の情報に積極的に触れようとする向上心や好奇心が必要です。

未経験で金融業界に転職する際のポイント

未経験で金融業界への転職を目指す際には、次に紹介する3つのポイントを意識して転職活動を進めましょう。

できれば20代で転職

転職は年齢が若ければ若いほど有利です。転職を考えたらできれば20代、遅くとも30代前半には行動を起こしましょう。「35歳の壁」や「35歳限界説」といった言葉があるように、35歳を過ぎてからの転職は難しいと言われています。

年齢が上がれば上がるほど「即戦力」としてのスキルや経験、実績が求められます。未経験で金融業界に転職するには、ポテンシャルで評価される20代での転職を目指しましょう

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金融業界についてしっかり研究する

前述の通り、金融業界といってもさまざま業種や職種があります。どの仕事への転職を目指すのか、金融業界についてしっかりと研究しましょう

また、金融業界の仕事は、業界内だけでなく、政治や経済などさまざま情報を収集して分析する能力が求められます。業界研究や企業研究が不十分では、そもそも金融業界で働く適性がないと判断されかねません。

面接試験では、金融業界に関する質問がされることがあります。身近な金融関係の情報にも、常にアンテナを張って答えられるようにしておきましょう。

未経験の場合は準備が必要

金融業界未経験者の中途採用が増えてきているといっても、経験やスキルがあり即戦力が期待できる経験者と比較されると、未経験者は絶対的に不利です。

未経験で採用されるには、未経験のハンデを補うだけのアピールをするなければなりません。そのためには、十分な準備をして転職活動に臨む必要があります。まったく準備を行わず応募すれば、書類選考を通過することも難しいでしょう。

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未経験であっても金融業界を志望し努力していることを示すには、ファイナンシャルプランナー証券アナリスト簿記などの資格を取得するのもおすすめです。

未経験歓迎の金融業界の求人を探す方法

これまで未経験者でも金融業界への転職は可能と説明してきましたが、応募者が多いため、転職情報サイトなどの求人では「未経験者歓迎」と記載されることはまずありません。そのため、未経験者でも採用したいと考えている企業の求人を探すのが難しいでしょう。

転職エージェントは、転職情報サイトなどに掲載されていない、非公開の求人も扱っていることがあります。転職を目指している人が登録すると、専任のアドバイザーが希望の条件やこれまでの経験やスキルを確認して、ぴったりの求人を紹介してくれます。

転職活動のサポートもしてくれるので、どのような準備を行えば良いのか適切なアドバイスを受けられます。

金融業界未経験で転職するなら転職エージェントを活用しよう

未経験でも金融業界への転職は可能ですが、経験者と競って採用を勝ち取るには、しっかりとした事前準備が必要です。

そんな時におすすめなのが転職エージェントの活用です。

ツナグバは、20代から30代の若手に特化した転職支援サービスです。経験豊富なアドバイザーが履歴書など応募書類の作成や面接対策など、マンツーマンで転職活動をサポートします。無料で登録が可能で、金融業界の求人も多数扱っているので利用してみましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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