就職未経験でも農業に転職する方法!始め方を解説|20代未経験の転職ならツナグバ

『未経験転職で可能性を広げよう!』どこよりも求職者に寄り添ったキャリア支援のご相談はこちら!

これまで農業で働いた経験は全くないが「農業をやってみたい」と考えている方もいることでしょう。

しかし、就職未経験の方にとって、農業に転職するには何から始めればよいのか、どのように仕事を探せばよいのかわからないというのが現実です。

そこで本記事では、未経験から農業に転職する方法と、転職するための準備、仕事の探し方、について転職エージェントの「ツナグバ」が解説します。

目次

未経験で転職するなら農業の仕事の種類を知ろう

「農業」の仕事は、「耕種農業」「畜産農業」「アグリビジネス」の3つに大きく分けられます。さらに生産するものやサービスによって細かく分けられます。

耕種農業

耕種農業」は、米・穀物・野菜・果物・花などの植物を育てる農業のことです。野菜の栽培には、野外の畑で育てる「露地栽培」とビニールハウスなどで育てる「施設栽培」があります。

畜産農業

畜産農業」は、牛・豚・鶏・馬・羊・鴨などの家畜や家禽を飼育、肥育する業種の総称です。

アグリビジネス

アグリビジネス」は、農業と農業の関連企業や関連産業の総称です。農機具や農薬、肥料などの農業資材、農産物を加工する食品加工分野、貯蔵や運搬を行う流通分野、種苗や育苗分野など幅広い業種が含まれます。

未経験でも農業に転職は可能

前章で説明した通り、農業は「耕種農業」「畜産農業」「アグリビジネス」に分けられますが、今回は「耕種農業」と「畜産農業」に未経験で転職できるかについて考えてみましょう。

農業の仕事に転職すると言ったとき、大きく分けると2つの意味があります。ひとつは新規就農で自分が農家になるケースと、もう一つは農業法人の従業員として雇用されるケースです。

新規就農で自分で農家になるには、農業経験も自己資金も必要です。未経験からでも新規就農は可能ですが、最低でも数年は研修を受けて農業を学ぶ必要があります。農業法人で働く場合には、未経験でも問題ありません。その理由は次のようなものです。

そもそも農業経験者が少ない

そもそも、転職希望者の中に農業の経験者はあまりいません。農業高校や大学を卒業した人であっても、実際に農業技術が身についているかと言えば、そうとは言えません。実際には未経験者とスタートラインは一緒のレベルです。

また、前章で紹介した通り、農業と言っても米や野菜、果物、花、牛、鶏など生産や飼育するものがたくさんあり、それぞれ必要な知識やノウハウが異なります。他の作物を生産する農業の経験があっても、作るものが違えば未経験者です。

農業に転職するのに特別なスキルや資格は要らない

農業に転職する際に、特別なスキルや資格は必要ありません。どうしても必要になる資格としては自動車免許ぐらいです。

農業以外のスキルが役立つことも

農業と言っても米や野菜を育てるだけでは経営は成り立ちません。他の業種同様に、営業やマーケティング、経理、事務といった仕事も必要です。

そのため農業以外のスキルが役立つこともあります。就職未経験であっても、アルバイトで事務や経理の仕事を経験したことがある、接客の仕事をしたことがあるという人は、その経験が活かせる可能性があります。

未経験から農業に転職するための準備

未経験からでも農業に転職することは可能ですが、採用選考で選ばれるには、他の応募者にはない魅力をアピールする必要があります。次のような準備をしっかりとしておきましょう。

未経験で始める前に実際に農業を体験してみる

農業がやりたいと思って転職しても、いざ働き始めたらミスマッチを感じることがあるかもしれません。他の業界の就職活動ではインターンシップ(就業体験)が行われるのが一般的になりました。

未経験で農業に転職を目指す際には、応募する前に実際に農業がどのような仕事なのか体験してみましょう。農業を体験するには、農家でアルバイトするのがおすすめです。実際の農作業を学ぶことができます。

なぜ農業に転職したいのか理由を明確にする

どの業種や職種に転職する際も、なぜその仕事をやりたいのか「志望動機」が重要です。なぜ、農業に転職したいのかの理由を明確に伝えられるようにしておきましょう

未経験でも農業への転職は可能ですが、雇う側は未経験のためミスマッチですぐに辞めてしまうのを不安に思っています。どうしても農業をやりたいという強い気持ちを伝えるようにしましょう。

未経験で農業に転職する際にあると有利な資格

先ほど農業に転職する際には特別なスキルや資格は必要ないと述べましたが、持っていると有利な資格はあります。農業に転職したいという熱意を伝える効果もあるので、取っておくとよいでしょう。

自動車運転免許
農業の現場で使われている軽トラックなどの車は、マニュアル車の場合がほとんどです。オートマチック限定免許では運転することができません。

大型特殊自動車運転免許
トラクターや田植え機、コンバインなどの農業機械を公道走行する際には、大型特殊自動車免許が必要です。

けん引免許
トレーラーを牽引して公道を走行する際にはけん引免許が必要です。大規模な圃場を持つ農家では、トレーラーを使うことがあるので役立つ資格です。

フォークリフト作業免許
収穫した農作物を倉庫に保管したり、出荷でトラックに積み込む際にはフォークリフトが活躍します。フォークリフトを所有する農家は少ないないので、あれば便利な資格です。

転職エージェントに相談してみる

これまで農業に転職する方法について解説してきました。しかし、未経験の方にとっては、転職活動にさまざま不安を感じることでしょう。その様な時には、転職エージェントに相談してみましょう。

ツナグバ」は、若手に特化した就職支援サービスです。経験豊富なアドバイザーが、応募書類の作成や面接対策など転職活動のサポートを行います。農業など幅広い業種の求人を、常時7,000社以上も扱っています。

就職未経験の方でも農業に転職は可能

他の業種同様に農業分野も人手不足が深刻で、労働力を外国人技能実習生に頼るケースも少なくありません。そのため就職未経験の方であっても農業に転職は可能です。

大切なのは自分がなぜ農業に転職したいのかを明確にすることと、自分に合った転職先を見つけることです。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次