高卒でも高収入が稼げる仕事とは?職業や高収入を稼ぐ方法を解説|20代未経験の転職ならツナグバ

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大卒と比べて高卒の収入は低いといわれますが、本当に高卒は高収入を得ることができないのでしょうか。この記事では、高卒で高収入が稼げる職業や、高収入を稼ぐ方法を中心に紹介しています。高額な収入が得たいと考えている方は、参考にしてみてください。

目次

高卒で高収入の仕事に就ける?

大卒に比べて高卒の収入が低いといわれているのは事実です。では、高卒者は高収入の仕事に就くことはできないのでしょうか。

高卒の収入が低いとされる理由

大卒と比べて高卒の収入が低いのは確かです。主な理由は、以下のことが考えられます。

・教育水準の差
・雇用形態の差
・就職先の違い

大卒者は、大学で専門的な知識やスキルを学び、そして身につけているため、高収入に繋がる企業への就職に繋がりやすいといわれています。また、企業においても、即戦力になる人材を求めていることから大卒者を優先的に獲得します。これらは、大卒と高卒の雇用形態就職先の違いに繋がります。大卒者は正社員として雇用され、毎月の給与に加えてボーナスが得られますが、高卒者は派遣社員や契約社員等の非正規社員として雇われる傾向がみられます。正社員と比較して給与は低く、ボーナスも得られないことから年収は低くなってしまうのです。

高卒で高収入を稼ぐことはできる

高卒者は、大卒者と比較して収入が低い傾向はあるものの、高収入が得られないわけではありません。本人の努力次第で高収入を得ることは可能であるため、決して諦める必要はないといえます。実際に、大卒者より高収入を得ている高卒者は数多くいますので、高収入を得るために必要なことや、自分のすべきことを考えて前向きに進むことが大切です。

高卒の平均初任給は?

高卒の収入は、大卒と比べて低いとお伝えしていますが、実際に高卒者の収入はいくらなのでしょうか。ここでは、高卒者と大卒者の初任給の違いを紹介します。

高卒の平均初任給は男女平均16万7千円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、令和元年度の高卒者(男女)の平均初任給は16万7千円であることがわかりました。しかし、地域や業種によって初任給の額に差はあります。

高卒と大卒で初任給に4万3千円の差がある

高卒者の平均初任給16万7千円に対して、大卒者の平均初任給は21万円です。その差は1ヶ月で4万3千円と大きく、年間51万6千円ものひらきがあります。これに加えてボーナスの有無や金額の違いがあると考えられることから、さらに年収のひらきは大きくなるといえます。

高卒で高収入を稼ぐ方法

高卒と大卒で年収に50万円以上ものひらきがあることに驚き、また落ち込んでいる高卒者はいるかもしれません。しかし冒頭でお伝えした通り、高卒で高収入を稼ぐことはできます。ここでは、高卒で高収入を稼ぐ方法を紹介します。

希少性の高い資格を取る

高卒で高収入を得る方法は、希少性の高い資格を取ることです。例えば、宅建と呼ばれる宅地建物取引士は、高卒で取得できる国家資格の1つであり、平均年収500〜600万円前後になるといわれています。また、経験を積むことにより年収1000万円も夢ではないといいます。このように、希少性の高い資格を取得することで、高収入を得ることは可能です。しかし、希少性の高い資格ほど難易度が高いため、仕事の合間に勉強をするなど将来を考えた行動を取ることが大切です。

高収入が稼げる業界へ転職する

現在勤めている会社の収入に満足していない方は、高収入が稼げる業界へ転職する方法も1つです。例えば、保険・金融・不動産関連の業界は、飲食店やショップ店員等のサービス業より高収入が得られるといわれています。業種が変われば収入も変化しますので、収入アップを目指しているのであれば、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

キャリアアップを目指す

現在勤めている企業でキャリアアップを目指し、役職を得ることにより収入はアップできます。役職に就くと、仕事上での責任は重くなりますが、その対価として手当てが得られます。固定給やボーナスの増額に加えて役職手当が付くことにより、今より大幅な収入アップに繋がるかもしれません。

兼業および副業で稼ぐ

現在、働き方改革が進められていることにより、多くの企業が従業員の副業や兼業を認めつつあります。そのため、兼業・副業をすることにより、高卒で高収入を得ることは可能となります。実際に、本業より兼業・副業で成功し独立している方は大勢います。休日等のプライベートな時間を使って副業等をはじめると、現在の収入より増えるのではないでしょうか。

高卒で高収入が得られる仕事

パソコンの作業をする男性の手

高卒で高収入を稼ぐ方法の1つに「高収入が稼げる業界への転職」と紹介しました。では、どの業界が高卒でも高収入が得られるのでしょうか。ここでは、高卒で高収入が得られる仕事を紹介します。

IT業界

IT業界は、学歴より人間性仕事の適性を重視しています。それにより、高卒者の求人枠は多いです。また、IT業界は持続可能な業界の1つであり、努力次第で高収入を稼ぐことができるのです。ソフトウェアの開発やテスト等を担当するエンジニアは、平均年収500〜600万円といわれており、場合によっては1000万円以上も可能とされています。またクラウドエンジニアは平均年収400〜800万円程度、ITコンサルタントになると1000万円以上も可能とされています。このように、IT業界は高卒でも高収入が得られる仕事ですが、地域や企業規模、個人スキルや経験値によって年収に差があり、またIT業界は急激に変化する業界であることから、常にスキルアップを続けていく努力が必要です。

営業職

営業職は、指定された目標値以上の結果を出すことにより、インセンティブが得られる仕事です。毎月の給与にプラスしてインセンティブが得られるということは、高収入が得られるチャンスといえます。また営業成績は個人評価の1つであり、固定給にも影響します。営業を頑張るほど年収は増えるため、高卒でも高収入を稼ぐことができます。

不動産業界

不動産業界は、高卒でも高収入が稼げる仕事の1つとされています。とはいえ、不動産業界といっても、不動産営業・不動産鑑定士といった業種は様々です。不動産営業や物件販売等の成果報酬型の場合は、平均月収30万円前後とされていますが、人によっては月収100万円以上も稼ぐケースがあります。一方、不動産鑑定士は、平均年収500万〜700万円程度、不動産管理会社の管理職は、平均600万〜1000万円以上と収入にひらきがあります。このように、不動産業界は比較的高収入が得られる業界とされています。

まとめ:高卒でも稼げる仕事はある!諦めずに就活を頑張ろう

大卒と比べて高卒の収入は低いのは事実ですが、高卒だから高収入が得られないわけではありません。高収入が稼げる資格の取得や転職、兼業および副業等で高収入を稼ぐことは可能です。高卒であることを悲観して考えるのではなく、どうすれば高収入が稼げるかを前向きに考えて行動し、また努力し続けることが大切といえるのではないでしょうか。今回紹介した内容を参考にして、ご自身でも高収入が稼げる方法や業界について調べて動いていきましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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