失業保険の受給期間はいつからいつまで?|20代未経験の転職ならツナグバ

未経験転職で可能性を広げよう!どこよりも求職者に寄り添ったキャリア支援のご相談はこちら!

実際に失業保険はいつからいつまで受けられるのでしょうか?受給期間を知っておくことで失業保険についての知識をさらに深めてみてはいかがでしょうか?この記事では受給期間を詳しく解説していきます。

目次

失業保険とは?

退職後に生活費として受け取れる失業保険。転職先を探している間の助けになりますが受給していることによるデメリットもあります。今回は失業保険のメリットやデメリットについて解説していきます。

失業保険は正社員はもちろんのことアルバイト、パートや派遣社員など条件を満たせていれば受給できます。その条件は以下の通りです。

・雇用保険の被保険者期間が退職前の2年間で12ヶ月以上(例外あり)

・ハローワークにて求職手続きをしていて働く意思や能力はあるものの再就職先が見つけられていない(失業状態)

失業保険のもらえる期間はおおよそ90〜150日で退職理由や勤務年数によって異なります。

また、もらえる金額は直近の6ヶ月日給の45〜80%です。条件によって異なりますが月給の30分の1の6〜7割ほどもらうことができます。

失業保険の受給期間

退職理由が会社都合の場合、失業保険が振り込まれるのが失業認定日の5営業日後になります。これは、おおよそ退職してから約1ヶ月程度です。一方で、自己都合の場合は、待機期間後に2〜3ヶ月の給付制限があるため、2回目の失業認定後に初めて失業手当が振り込まれます。おおよそ、退職してから約2ヶ月程度です。退職理由がどちらに該当するのか把握することで受給期間を把握するきっかけにもなります。

失業保険のデメリット

失業保険のデメリットとして以下のようなものが挙げられます。

・年金が減る

・雇用保険の被保険者期間がリセットされる

年金が減る

65歳以上で老齢厚生年金を受け取っている場合は、失業手当を受けると年金が減る場合があります。また失業手当が受けられない場合もあります。年金を受け取っている人は同時に失業保険も受けられないという現状があります。65歳以上の人は一度ハローワークや年金事務所にて失業手当と年金の併用について説明を受けると安心です。

雇用保険の被保険者期間がリセットされる

一度、失業保険を受けると被保険者期間がリセットされます。被保険者期間が長いほど失業保険の受給期間が長くなります。そのため、失業保険を一度受けてリセットされ、もし再就職先でも退職ということになれば次の失業保険の支給期間が短くなります。

失業保険が受けられる条件として雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あることが必須とされています。そのため、失業保険を受けた後に再就職先を短期間で退職すると失業保険が受けられない可能性もあります。

退職時に次の再就職先が決まっていてハローワークにて失業申し込みをしなかった場合は、この被保険者期間が、次の再就職先での被保険者期間と累計されます。例えば、1度目の退職で被保険者期間が3年間で失業保険は受けずに再就職、そこでの被保険者期間が2年間の場合は、通算5年間が被保険者期間となります。再就職先を退職し失業保険を受けることになった場合、被保険者期間5年間に当たる受給期間分の保険が受けられます。

他のデメリットについて

失業保険を受けるときの注意点も考慮しないとデメリットにつながる場合があります。以下の通りです。

・短期間での退職は失業保険がもらえない可能性がある

前にも話したように失業保険を受けるには、直近2年以内に12ヶ月以上の雇用保険加入期間が必須です。もしこれに該当しない場合は失業保険を受けることができません。ただし職場でのいじめや解雇の場合は最短6ヶ月の加入期間で受給できる場合もあります。

・失業保険を受けすぎると再就職手当の額が減る

ハローワークにて失業申請をしており再就職が決まった時に再就職手当というものがもらえます。しかし、これは比較的早くに再就職先が決まった人の場合です。長い間、失業手当を受給していると再就職手当が受けられない場合があります。

・自己都合での退職の場合は受給期間の制限がある

退職理由が自己都合の場合ハローワークにて失業の手続きをしても1〜3ヶ月間受給できない場合があります。しかし、病気などの不可抗力による退職や、職業訓練を受けることで自己都合でもすぐに受給することができる場合もあります。自己都合での退職だからといってすぐにもらえないと判断するのではなく、一度ハローワークにて受給期間について問い合わせても良いかもしれません。

失業保険のメリット

ここでは失業保険のメリットを紹介します。以下の通りです。

・失業保険による給付金で転職活動中の生活が保証され集中して活動できる

・失業手当以外の手当も受けることができる

金銭面での不安がなくなる

失業保険が受けられる最大のメリットとして金銭面での不安がなくなることです。

会社に勤めている中で転職やもしもの時に備えて貯金をしていたら別かもしれませんが、そうでない場合は、生きるためにとにかくお金が必要と自分に合わない職場や能力の低い仕事を転職先に選んでしまうリスクが高いです。しかし、失業保険により生活費分のお金が保証されることで心配なく転職先の条件や環境を吟味することができます。

失業手当以外の手当を受けることができる

失業手当の受給資格を持っていると公共の職業訓練学校に通えたり、再就職したあかつきには、再就職手当というものを受けることができます。受給資格は失業手当を受給したことが一つとなっています。受給資格だけ必要なので実際に失業保険を受けていなくても構いません。しかし資格を得るにはハローワークでの手続きが必要になります。

失業保険の申請方法

失業保険の申請を行う前に、退職先から雇用保険被保険者離職届を忘れずに受け取りましょう。その安知に住民票住所の管轄内のハローワークに離職票を提出し。求職の申し込みを行います。求職の申し込みの際に必要な書類は以下の通りです。

・雇用保険被保険者離職票

・マイナンバー確認書類

・身分証明書

・写真2枚(縦3センチ✖️横2.4センチ)

・本人名義のキャッシュカードもしくは預金通帳

・求職申し込み書

離職票をハローワークに提出し申し込みを行った日が、受給資格決定日となります。その後、雇用保険受給説明会に参加、雇用保険受給資格者しおりをよく読むようにしましょう。

受給資格決定日から通算7日間の待機期間の後、雇用保険受給説明会が開催されるので必ず出席するようにしましょう。この説明会では、雇用保険の需給の流れや仕組み、求職方法が説明されます。この説明会後に、雇用保険受給資格者証と失業院邸申告書が渡されます。ここで一回めの失業認定日が伝えられます。失業認定日までに求職活動の条件を満たし失業認定されると認定から5営業日後に失業保険給付金が振り込まれます。4週間おきに一度で、再び失業認定を受ける必要があるので注意が必要です。

まとめ

この記事では失業保険の受給期間や失業保険のデメリットやメリットについて詳しく説明してきました。失業保険は一定の条件を満たした人が受け取ることのできる縦です。受給期間は退職理由や離職時の年齢などによって異なります。りいsょ苦理由によっては受給期間も変わるため注意が必要です。この記事を参考に受給条件や期間を確認して確実に失業保険を受けられるように準備していきましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次