高卒で就職するメリットとデメリットは?就職しやすい業界とコツを解説|20代未経験の転職ならツナグバ

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高校卒業後の進路は大学入学や就職など人それぞれですが、高卒で就職する場合どんなメリットがあるのでしょうか。なかには自身の希望や家庭の事情で進学せずに就職を選ぶ場合も多くあります。

大卒に比べて就活が不利なのではと不安に思う人も多いかもしれません。そこで今回は、高卒で就職する場合のメリットやデメリット、またデメリットがある場合も高卒で就職するポイントなどを解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

高卒で就職するメリット

高卒で就職するメリットとして大卒よりも早く自立できる、学費がかからない、企業からの手厚い教育を受けられるなど様々です。進学してから就職すればよかったと後悔しないようにメリットについて把握していきましょう。

大卒に比べて進学の費用がかからず自立しやすい

高卒で就職するメリットとして大卒に比べて大学や専門学校への進学のための学費がかからないことが挙げられます。進学のためには高校進学中に受験勉強のための塾の費用や、試験費用、入学金など様々な場所でお金がかかることが考えられます。

家計が厳しい家庭では金銭的に余裕がなく就職を選んだ方が良い場合もあります。例え、奨学金で大学進学できたとしても、奨学金を返済するためにアルバイトをしながら勉学をしなければなりません。その場合、体力面でも金銭面でもストレスを抱えることになってしまいます。

そういった理由から高卒での就職は学費がかからずに済み、安定した収入を得られるようになるのです。

就職支援や教育がしっかりしている

大卒とは異なり高卒での就職の場合は、企業から手厚い教育指導を受けられることが多いのもメリットの一つです。高卒者を採用している企業は若手に対して充実した教育プランを持っている傾向にあります。

高卒に対して企業はすぐに仕事ができるという考え方を持っていないことが多く、先輩などから教えてもらうことで業務を身につけていきやすい環境が整っています。

さらに大卒就職とは異なり学歴問わずにスキルアップやキャリアアップも期待できます。高卒就職で新卒から働いていた場合、同い年で大卒の新卒と比べて5年もキャリアがあることになります。その結果大卒に比べて早く昇進でき昇給も期待できます。

高卒で就職するデメリット

高卒で就職するデメリットとして生涯賃金が低かったり応募できる職種が限られることが挙げられます。しかし、それらのデメリットを踏まえた上で高卒で就職するポイントを解説していきます。

生活賃金が低くなる可能性がある

高卒で就職した場合、生涯賃金が大卒よりも低くなるデメリットが考えられます。その差は男性の場合約5,000万、女性の場合約6,000万の差があります。

しかし、なかには企業の評価制度の違いで大卒以上の賃金を得ている高卒者もいます。業界によっては就業年数によって昇給や昇格が決まる場合もあり、一概に大卒の方が高卒よりも生涯年収が高いとは言い切れません。

高卒での就職では自由な時間が取りにくい

高卒で就職する場合、大卒とは異なり学生期間が短いので自由な時間を確保しにくいデメリットもあります。大学に進学すると勉学以外にもあらゆる新しい経験をする時間を保つことができますが、高卒後すぐに就職すると1週間のほとんどを仕事に費やすことになります。

企業では休日日数など決められていますが、学生と同じく長期休暇を取ることは難しいです、高卒後に自分の時間が減ることと社会人経験を積めることのどちらに重きを置くか十分に考えてから進路を決めていく必要があります。

高卒だと応募できる業界に限りがある

企業の募集要項が学歴不問の場合でも大学や大学院卒業以上が応募条件になっている企業が多いです。高卒者がそのような企業に応募すると書類選考の時点で不採用になる可能性が高いです。

高卒からの就職の場合、就職できる業界や職種の選択肢に限りがあることを覚えておきましょう。さらに昇格のために資格を取得しようとしても受験資格が大卒以上のものもあり資格試験を受験できない場合もあります。

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高卒で就職しやすい業界

高卒で就職するデメリットの一つに就職できる業界や職種が限られるという話をしてきましたが、高卒でメリットを感じやすい業界は様々あります。ここではそれらの業界を紹介していきます。高卒ならではのメリットを活かしやすい職場を解説していきます。

建設

人材不足が問題として挙げられる建設現場では学歴よりも体力を重視される傾向にあります。体力の高い若者が就職しやすい業界として挙げられます。

未経験でも働きながら成長できる企業が多く実力によって昇格できるのが高卒にとって魅力的な業界でもあります。需要は少なくならずに安定しているので技術を身につけることで長い間働いていける職種です。

IT関連

エンジニアやプログラマーといったIT関連職種も高卒から就職できる業界の一つです。こちらも建設業界と同じく人材不足であるため高卒や未経験者を多く歓迎しています。

プログラミングスキルがない人も育成環境に力を入れているため成長していける機会が多いです。就職するだけではなく、就職してから様々な経験やスキルを身につけたい高卒者にとって魅力的な業界です。

さらにできることが増えれば増えるほど任せてもらえるタスクも増えキャリアアップもしやすいです。IT関連業界の転職市場も多いため転職時でも活躍できるスキルを身につけることもできます。

運輸

運輸業界では配達やドライバーという仕事ではなく事務系の業務など仕事内容は様々です。学歴不問としている企業も多く、高卒者でも就職しやすい環境にあります。

特に配達やドライバーなど現場での仕事は体力を必要とするので体力のある高卒者は必要とされることが多いです。運輸業界は体力によるスキルも大きいので他の業界に比べると給与水準が高く学歴に関係なく高収入を目指せます。

福祉・介護

採用において学歴よりも人柄ややる気が重視される業界として福祉・介護業界が挙げられます。少子高齢化が進み、高齢者の数が増える中で人手不足の状態が続いている介護市場では学歴に関係なく人柄で採用する企業も多いです。

さらに人材育成に力を入れている企業も多く、現場で働きながら成長を感じられます。さらに介護の経験を活かして介護関連の資格取得も目指すことができます。


まとめ:高卒での就職も様々な選択肢がある

最近では、学歴に関係なく就職できる企業が増えてきました。そのため、高卒での就職市場においても様々な選択肢があります。就職後も人材育成を強化する企業が多いので自身の成長も期待できます。

大卒、高卒での就職をどちらにするかは、それぞれ自分にあったキャリアビジョンを立てて考えて選択することが必要です。周囲からの目ではなく自分が将来どんな人間になりたいか思い描き、人生設計を立てることから始めてみましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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