高卒の初任給平均額はいくら?その実態を調べてみた! 20代未経験の転職ならツナグバ

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  • #高卒初任給 高卒者が就職後に受け取る最初の月収額のこと。
  • #業界別給与 業界ごとの初任給や収入差のこと。
  • #就職活動 学歴に応じた職業選びやキャリア形成のこと。

高卒の方が社会に足を踏み入れる際、多くの人が気になるのが初任給の額でしょう。初任給は、その後の給与やキャリア形成に大きく影響するため、情報を知ることは非常に大切になります。この記事では、高卒者の初任給の平均額について調査した結果を詳しく解説していきます。 大卒や大学院卒などとの比較も紹介していこうと思います。高卒で就職をしようと思っている方で、就職先に迷っている方・進路を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

高卒者の初任給の平均額 

日本における高卒者の初任給の平均額は、年々変動がありますが、2022年時点での平均初任給は約月収18万円程度とされています。こちらは、厚生労働省が発表した「令和3年賃金構造基本統計調査」を基にしたデータとなります。男女で平均額も異なっており、男性の平均が18万3,400円、女性が17万7,600円でした。ただし、業種や企業の規模、地域などによってこの金額は大きく異なることがあります。特に大手企業や一部の産業では、初任給が高めに設定されている場合もありますのでご注意ください。 

初任給の要因

初任給の額は、以下のような要因によって左右されることが多いです。 

・業種:情報通信業や不動産業・金融業などの業界は初任給が高めであることが多いです。

・企業の規模:大手企業は一般的に初任給が高い傾向にあります。

 ・地域:都市部では初任給が高めに設定されることが多いです。 ただし、都心では物価が高いということや人が多いということもありますので事前に調べておく必要があります。自分の生活スタイルと適しているか否かしっかりと確認しましょう。

・就職時期:経済の状況や求人市場の動きによって初任給が変動することがあります。 

業界別の初任給

高卒の業界別初任給の一例を以下に紹介します。こちらも厚生労働省が発表した「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考にしておりますので現時点で変化がある場合もあるのでご注意ください。また、これは一般的な傾向を示すものであり、具体的な金額は企業や地域、経済状況などによって異なることをご了承ください。

1. IT業界:月収16万9,100円

   IT業界は技術者やプログラマーが求められるため、初任給が比較的高めに設定されることが多いです。

2. 金融業界:月収16万1,000円

   銀行や証券会社などの金融業界も初任給が高めで、特に大手金融機関では競争力のある初任給が支払われることが多いです。

3. 医療・介護業界:月収17万4,600円

   医療や介護の分野は社会的にも重要な業界であり、初任給は比較的安定しています。

4. 不動産業・物品賃貸業界:月収17万8,00円

   建築や不動産業界は地域やプロジェクトによって初任給が異なりますが、一般的には安定した水準を保っています。

5. 製造業界:月収16万8,00円

   製造業は多様な職種が存在し、初任給は業種や役職によって変動しますが、一般的には比較的安定した初任給が支払われることが多いです。

6. 卸売業・小売業界:月収16万8,00円

   小売業界は多くの人が働く分野であり、初任給は業態や企業規模によって異なりますが、一般的には平均的な水準となっています。

今回挙げた業界以外も気になるという方はぜひ調べてみてください。より多くの業界の初任給を知ることができます。また、上記の金額はあくまで一例であり、実際の初任給は企業や地域、経済状況によって変動することが予想されます。就職活動を行う際には、これらの情報を参考にしつつ、具体的な企業や職種の求人情報を確認することが重要です。

初任給の重要性

初任給は、生活をスタートさせるための基盤となるだけでなく、将来の給与や昇進、ボーナスなどにも影響を与えます。そのため、就職活動を行う際には、初任給だけでなく、福利厚生やキャリアアップの可能性、将来的な収入の見込みなど、総合的な評価を行うことが大切です。 

高卒で高い収入を得る方法

高卒で高い収入を得る方法には、特定のスキルや資格を身につけること、経験を積むこと、自己投資をすることなどが考えられます。以下では、それらの方法を詳しく解説していきます。 

1.専門職や技術職の資格取得 

ITや医療、介護など、特定のスキルや知識が求められる職種では、関連する資格を取得することで初任給や給与が上がる可能性があります。 

2.実務経験の積み重ね 

現場での経験や実績は、キャリアアップや昇給の際に大きな要因となります。継続的に業務を遂行し、成果を上げることで収入を増やすことが可能です。 

3.転職・転職活動 

経験やスキルを活かして、他の企業や業界への転職を考えることで、初任給以上の高収入を得るチャンスが広がります。 

4.自己投資とスキルアップ 

書籍の読書、セミナーや研修への参加、オンラインコースの受講など、自己投資を行うことでスキルや知識を高めることができます。これにより、自身の市場価値を高め、高収入を追求することが可能です。 

5.副業や投資 

副業や投資を活用して、収入の多角化を図ることも一つの方法です。特に、インターネットを活用した副業や、株式投資、不動産投資などを通じて収入を増やすことができます。 

6.ネットワーキングと人脈の構築 

業界のプロフェッショナルや専門家との人脈を広げることで、新たな仕事の機会や高収入を得るチャンスを増やすことができます。 

高卒からのスタートでは、給与は初任給の水準にとどまることが多いですが、上記の方法を活用して自己成長を遂げることで、短期間での収入アップや長期的なキャリアの拡大が期待できます。自分の目指すキャリアや収入目標に合わせて、適切な方法を選択し、継続的に努力を重ねることが重要です。

学歴別の初任給額

ここまでで、高卒の初任給について紹介してきました。ここからは、大卒、大学院卒などの初任給を紹介していきます。学歴が違うことでどれだけ初任給に変動が生じるのかの理解を深めましょう。

・大卒の初任給の平均額

まずは、大卒の初任給の平均額から紹介していきます。2021年の大卒社会人の初任給は男女計で平均額22万5,400円でした。男女別での額は、男性が22万6,700円、女性が22万73,900円となりました。前年の2020年は男女計で22万6,000円だったため、マイナス600円という結果です。この年はコロナウイルスの影響もあったため、減額してしまったのでしょう。2022年からは初任給も回復する傾向にあるので今は問題ないと言えるでしょう。

・大学院卒の初任給の平均額

続いては、大学院卒の初任給の平均額を紹介します。2021年の大学院卒社会人の初任給は、男女計で平均額25万3,500円でした。男女別での額は、男性が25万4,100円、女性が25万900円という結果です。高卒・大卒と比較しても非常に高いことが分かります。大学院卒の方は2年間研究を行うことで、特定の分野に関して専門的な知識・能力や研究スキルが得られます。そのため、専門的な仕事では重宝される存在となるため必然的に給料も上がるのです。

以上が高卒以外の初任給の一例です。大卒・大学院卒となるにつれて給料が上がっていました。


・まとめ 

高卒者の初任給の平均額は、2022年時点で約月収17万円から20万円程度とされています。初任給は、業種や企業の規模、地域、就職時期など多くの要因によって変動します。また、初任給は将来の給与やキャリア形成に大きく影響するため、就職活動を行う際には総合的に評価することが重要です。ご自身で満足のいく就職先に就くために業界研究は頑張りましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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