職業訓練とは?職業訓練のコースについても徹底的に調べてみた!20代未経験の転職ならツナグバ

未経験転職で可能性を広げよう!どこよりも求職者に寄り添ったキャリア支援のご相談はこちら!

この記事のキーワード#職業訓練 #公共職業訓練 #求職者支援訓練

  • #職業訓練 就職に必要なスキルや知識を公的支援で学べる制度のこと。
  • #公共職業訓練 離職者や在職者を対象に国や自治体が提供する職業訓練のこと。
  • #求職者支援訓練 雇用保険未加入者向けに提供される無料の職業訓練のこと。

職業訓練は、就職に役立つ知識や技能を無償で習得できる公的制度です。
正式には「公共職業訓練(ハロートレーニング)」といいます。

この記事では、受講できるコースや必要な手続きについても詳しく解説します。職業訓練を受けてみるか迷っている方は是非こちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

目次

職業訓練とは?

職業訓練は、就職に役立つ知識や技能を実質無料で習得できる公的制度です。多彩なコースが用意されており、訓練施設のスタッフによる就職相談も可能です。コース期間は通常3~6か月ですが、1~2年の長期コースもあり、一部有料のものもありますのでご注意ください。 

正式には「公的職業訓練(ハロートレーニング)」といい、主に失業保険の恩恵を受ける求職者を対象とした「公的職業訓練」と、主に失業保険の恩恵を受けられない求職者を対象とした 「求職者支援訓練」の2種類があります。

働きたい人なら誰でも受講可能で、求職者だけでなく既卒者や在職者もスキルアップに利用できますが、そのような場合は有料の講座となります。 

サービスを利用するには、ハローワーク窓口で登録し、プロフィール確認、筆記試験、面接を受ける必要がある。 

仕事はしたいけど経験やスキルがまだない方、入社後すぐに役立つ実践的で専門的なスキルを学びたい方におすすめです。

職業訓練校の種類 

上記でも述べたように、職業訓練には公共職業訓練と求職者支援訓練があります。その内容を詳しく紹介していきます。 

公共職業訓練

公共職業訓練は国や地方自治体が実施しており、離職者、在職者、学卒者、障害者など対象者によって内容が異なります。 

離職者向けの訓練は主に雇用保険の受給資格者を対象としています。コースは無料ですが、教科書代は別途お金がかり、トレーニング期間は約3か月から2年です。 

続けて、在職者向けの訓練は就業者を対象としたもので、最短5日以内の短期間で受講可能です。このコースは退職者向けコースとは異なり、受講料が発生するコースです。 

学卒者向けの訓練は、中学校または高等学校を卒業した人を対象としています。このコースは有料で、1年から2年の期間にわたって行われます。 

障がい者向け訓練は、ハローワークに求職申し込みをし、障害者認定を受けた方を対象に、障がい者用の研修を無料で実施しています。 

失業者や障害者向けの訓練は、中央政府または地方自治体の認可を受けた私立教育機関によって提供される場合があります。 

求職者支援訓練

求職者訓練支援は、申請時点で雇用保険の受給ができない方を対象としています。 

教科書以外の授業料は無料で、授業料補助金、日就学手当、下宿手当が支給されます。厚生労働省認可の民間教育機関で受講し、約2~6か月で修了できます。

実際にどこで職業訓練を受けるのか?

では、いざ職業訓練を受けるということになった時どんな場所で訓練を受けるのでしょうか。解説していきます。

公共職業訓練の場合は、国(高齢・障害・求職者雇用支援機構)、各都道府県等が委託した民間の教育訓練機関によって以下の場所で実施しています。

・職業能力開発校

全国には都道府県や市町村を主体として157の機関ががあり、市町村によって名前が異なる場合があります。一部の都道府県では障害者のための「障害者職業能力開発学校」を設立しています。 

・民間での教育訓練機関(カルチャースクール、専門学校等) 

職業訓練を専修学校などの民間教育訓練機関に委託し、離職者への職業訓練を実施しています。 

・職業能力開発短期大学・職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ) 

高卒者を中心に高度で専門的なキャリア教育を実施しています。全国に 24 か所の機関・施設があり、都道府県によって管理されているものもあれば、その他は機構によって管理されています。 

・職業能力開発推進センター(ポリテクセンター) 

離職者および在職者を対象に短期間の職業訓練を実施します。機構を中心に全国に61施設がある。 

求職者向け訓練支援の場合、各訓練コースは厚生労働省の認可を受けた民間教育訓練施設で実施されますので安心して受けることができます。また、全国の都道府県に職業訓練のための施設が設けられているため遠くまで行かずとも職業訓練は受けられます。

職業訓練校で受講できるコースの例 

職業訓練校にはさまざまなジャンルのコースがありますが、今回は代表的なコースの例をいくつか紹介していきます。 

一般、OA 事務

このコースは、企業の営業部門や管理部門の事務職に就きたい人を対象としています。 

パソコンの基礎スキルとして、Word、Excel、PowerPointの使い方やビジネスマナーを学びます。また、一般的なビジネスや会計関連の知識やスキルを習得することもできます。 

Microsoft Office Specialistや日商簿記検定3級などの資格取得を目指して就職に向けた準備をすることができます。 

ウェブサイトのデザイン 

Webサイトの企画・制作などに関する技術を学ぶコースです。ウェブサイトの作成に必要なソフトウェアの使用方法、WordPress について学び、コーディングの知識を習得します。 Webデザインに関する学位取得を目指すこともできます。 

プログラム 

システムエンジニアやプログラマーになるためには、プログラミングの知識を身につけていきます。 

PythonやJavaなどの言語を学び、プログラム開発に必要なスキルを身につけることができれば、関連する資格にも挑戦できます。

職業訓練を受けるメリットは?

公共職業訓練を利用するメリットは以下のようにまとめられます。 

無料および有料のトレーニングに参加することで手当を受け取ることができる

本来有料である福利厚生を無料で受けながら資格やスキルを身につけることで、就職や選択肢が増えるのは大きなメリットといえるでしょう。 以下ではそんなメリットを詳しく紹介していきます。

無料で手当を受けながら職業訓練が受けられる

就職活動の際、必要な資格を持っていても実務経験がないことを理由に不採用となる場合があります。就職のための勉強をしている場合は、研修ユニットがハローワークと連携して仕事を紹介してくれるので、比較的簡単に仕事を見つけることができます。 

生活ペースを調整できる 

失業中は毎日行くところがなく、家にこもりがちになる人もいます。専門的なトレーニングを受けることで日常生活に適応するのに役立ちますし、同じ状況にいる他の人たちと一緒に学ぶことがモチベーションの源になることもあります。

結果的に生活リズムを取り戻し、就職に向けてのファーストステップをクリアできることでしょう。今、昼夜逆転してしまっている方や職を失ってこれからどうしようか考えている方は、ぜひ一度ハローワークへ問い合わせてみてください。


職業訓練とは?についてまとめ

職業訓練は、就職に役立つ知識や技能を無償で習得できる公的制度であり、公共職業訓練と求職者支援訓練の2種類があります。

公共職業訓練は国や地方自治体が実施し、離職者や在職者、学卒者、障害者などを対象にコースが提供されます。求職者支援訓練は、雇用保険の受給資格がない人を対象にし、厚生労働省の認可を受けた民間教育訓練施設で実施されます。訓練内容は多岐にわたり、OA事務やウェブデザイン、プログラミングなどのコースがあります。

職業訓練を受けることで、無償で手当を受けながら実践的なスキルを身につけ、就職やキャリアアップの可能性が広がります。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次