

義務教育からの記載が基本
履歴書の学歴欄は、一般的に義務教育が終了する中学校卒業から書き始めるのが基本です。
これは、義務教育期間が国民として共通の基礎教育を受けている期間とみなされるためです。
学歴欄は、応募者の教育背景を把握し、知識やスキル、学習能力を判断する材料となります。
中学校卒業以降の学歴は、専門的な知識やスキルを習得した証として評価される傾向があります。
しかし、応募する企業や職種によっては、小学校入学から記載することで、より丁寧な印象を与えることもあります。
特に、教育関連の企業や、人物重視の採用を行う企業では、小学校からの記載が好印象につながる可能性があります。
最終学歴が中学校卒業である場合は、小学校からの学歴を記載することで、学歴欄を充実させることができます。
小学校から書くケース
学歴を重視する企業や、自己PRとして小学校時代の経験をアピールしたい場合は、小学校から記載することも有効です。
小学校時代の経験は、人格形成や基礎学力の形成に大きな影響を与えていると考えられます。
特に、スポーツや芸術分野で優れた実績がある場合は、積極的に記載しましょう。
これらの実績は、目標達成能力や継続力、創造性などをアピールする材料となります。
また、小学校時代にリーダーシップを発揮した経験や、ボランティア活動に参加した経験なども、自己PRとして効果的です。
ただし、小学校時代の学歴を記載する場合は、中学校以降の学歴とのバランスを考慮し、簡潔にまとめることが重要です。
長々と小学校時代のことを書きすぎると、採用担当者に冗長な印象を与えてしまう可能性があります。
学歴詐称は絶対にNG
学歴を偽ることは、経歴詐称にあたり、内定取り消しや解雇の理由となる可能性があります。
学歴詐称は、企業に対する重大な裏切り行為とみなされ、信頼を失うことになります。
また、学歴詐称が発覚した場合、損害賠償請求などの法的措置を受ける可能性もあります。
必ず正確な情報を記載しましょう。
履歴書に記載する学歴は、卒業証明書や成績証明書などの公的な書類で確認できる情報と一致している必要があります。
もし、記憶があいまいな場合は、出身校に問い合わせるなどして、正確な情報を確認するようにしましょう。
学歴詐称は、一時的に有利になることがあっても、最終的には大きなリスクを伴う行為であることを認識しておきましょう。
履歴書の学歴欄の正しい書き方
学校名は省略せずに正式名称で
学校名や学部名、学科名などは、略さずに正式名称で記載しましょう。
正式名称で記載することは、採用担当者に丁寧な印象を与え、正確性を重視する姿勢を示すことにつながります。
株式会社を(株)と省略するのもNGです。
(株)と記載することは、ビジネス文書として不適切であり、非常識であると判断される可能性があります。
学校法人名なども省略せずに記載しましょう。
例:〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 のように記載します。
学校名が長い場合は、読みやすいように適宜改行を入れると良いでしょう。
ただし、改行位置は、学校名や学部名などの意味が途切れないように注意する必要があります。
入学・卒業年月は西暦または和暦で統一
入学・卒業年月は、西暦または和暦のどちらかに統一して記載しましょう。
履歴書全体で統一することが重要です。
履歴書の中で西暦と和暦が混在していると、採用担当者に不親切な印象を与え、注意力が散漫であると判断される可能性があります。
一般的には、企業から指定がない場合は、西暦で記載することが推奨されています。
西暦は、国際的に通用する表記であり、ビジネスシーンで広く使用されているためです。
ただし、和暦に慣れている場合は、和暦で記載しても問題ありません。
その場合は、履歴書全体で和暦を使用するように徹底しましょう。
また、元号が変わった場合は、新しい元号を使用するように注意が必要です。
転校・編入・退学した場合の書き方
転校や編入、退学した場合は、その旨を記載しましょう。
これらの事実は、学歴を正確に伝えるために重要な情報です。
中途退学の場合は、「中途退学」と明記し、理由も簡単に記載すると丁寧です。
中途退学の理由を記載することで、採用担当者に納得感を与え、ネガティブな印象を軽減することができます。
ただし、理由を詳細に書きすぎる必要はありません。
簡潔に、かつ客観的に説明することが重要です。
例:〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学(家庭の事情のため)のように記載します。
転校の場合は、転校前後の学校名を記載し、転校理由も簡単に記載すると良いでしょう。
編入の場合は、編入前の学校名、編入先の学校名、編入年を記載します。
早見表で簡単確認!入学・卒業年度
西暦・和暦変換ツール
入学・卒業年度を簡単に確認できる早見表や、西暦・和暦を変換できるツールを活用しましょう。
これらのツールは、履歴書作成の効率化に役立ちます。
特に、和暦から西暦への変換は、慣れていないと時間がかかるため、変換ツールを利用すると便利です。
バイトルマガジンにも便利なツールが掲載されています。
早見表は、年齢と入学・卒業年度を対応させて表示しているため、自分の年齢から入学・卒業年度を簡単に確認することができます。
西暦・和暦変換ツールは、西暦を入力すると対応する和暦を表示したり、和暦を入力すると対応する西暦を表示したりすることができます。
これらのツールを上手く活用して、正確な入学・卒業年度を履歴書に記載しましょう。
自動計算ツール
Web上で生年月日を入力するだけで入学・卒業年度が自動で計算されるツールもあります。
これらのツールは、早見表よりもさらに手軽に入学・卒業年度を確認することができます。
特に、複数の学校の入学・卒業年度を調べる必要がある場合は、自動計算ツールを利用すると便利です。
自動計算ツールは、生年月日を入力すると、小学校、中学校、高校、大学などの入学・卒業年度を自動的に計算して表示してくれます。
また、年齢も自動的に表示してくれるため、履歴書作成時に年齢を確認する手間を省くことができます。
ただし、自動計算ツールは、あくまで参考として利用し、最終的な確認は必ず自分で行うようにしましょう。
早見表利用時の注意点
早見表はあくまで参考として、最終的な確認はご自身で行いましょう。
早見表は、一般的に広く利用されている入学・卒業年度を記載していますが、個別の事情によっては異なる場合があります。
例えば、留年や休学をした場合は、早見表の記載と異なる入学・卒業年度になる可能性があります。
また、海外の学校を卒業した場合は、日本の学校とは入学・卒業時期が異なる場合があります。
そのため、早見表を鵜呑みにせず、必ず卒業証明書や成績証明書などの公的な書類で入学・卒業年度を確認するようにしましょう。
もし、早見表と公的な書類の記載が異なる場合は、公的な書類の記載を優先するようにしましょう。
履歴書作成時のその他注意点
職歴欄との違い
学歴欄には学校名を、職歴欄には会社名を記載します。
混同しないように注意しましょう。
学歴欄と職歴欄は、履歴書の中でも特に重要な項目であり、採用担当者が応募者の経歴を把握するために必ず確認する箇所です。
学歴欄には、入学・卒業年月、学校名、学部名、学科名などを正確に記載する必要があります。
職歴欄には、入社・退社年月、会社名、所属部署、役職、業務内容などを具体的に記載する必要があります。
学歴欄と職歴欄を混同して記載すると、採用担当者に不信感を与え、選考に不利になる可能性があります。
不明な点がある場合は、事前に確認するようにしましょう。
資格・免許欄の活用
学歴欄に書ききれないスキルや資格は、資格・免許欄に記載しましょう。
資格・免許欄は、あなたの能力やスキルをアピールする絶好の機会です。
学歴欄に記載できる内容は限られているため、学歴欄に書ききれない資格や免許は、資格・免許欄に積極的に記載しましょう。
例えば、TOEICやTOEFLなどの語学資格、MOSやCompTIAなどのIT資格、簿記やFPなどの経理・金融資格などは、企業によっては高く評価される可能性があります。
また、運転免許や各種技能講習修了証なども、業務に役立つ可能性がある場合は記載しておくと良いでしょう。
資格・免許欄には、資格名、取得年月日、主催団体などを正確に記載しましょう。
丁寧な字で書く
手書きの場合は、丁寧に書きましょう。
履歴書は、採用担当者にあなたの第一印象を与える重要な書類です。
丁寧に書かれた履歴書は、採用担当者に好印象を与え、選考を有利に進めることができます。
修正テープや修正液の使用は避け、間違えた場合は新しい履歴書に書き直すのがおすすめです。
修正テープや修正液を使用すると、履歴書が見づらくなり、採用担当者に不注意な印象を与えてしまう可能性があります。
また、文字が小さすぎたり、大きすぎたりしないように、適切な文字サイズで書くようにしましょう。
字に自信がない場合は、事前に練習しておくことをおすすめします。
履歴書は、あなたの顔となるものですので、丁寧に作成しましょう。
まとめ:学歴欄は正確に、見やすく
学歴欄は、採用担当者があなたの学歴を把握するための重要な情報です。
学歴欄は、あなたの知識やスキル、学習能力を判断する材料となります。
この記事を参考に、正確かつ見やすい履歴書を作成し、転職活動を成功させましょう。
学歴欄を作成する際は、以下の点に注意しましょう。
・学校名は省略せずに正式名称で記載する
・入学・卒業年月は西暦または和暦で統一する
・転校・編入・退学した場合は、その旨を記載する
・学歴詐称は絶対にしない
・丁寧な字で書く
これらの点に注意して、採用担当者に好印象を与える履歴書を作成しましょう。
あなたの転職活動が成功することを願っています。



