夜勤なしのデイケアは介護職の狭き門?働くためには資格が必要?

あなたは、介護職というと夜勤がある職場ばかりだと思っていませんか?

そう思っている方に朗報です!

介護職には夜勤がない職場もあります!

その1つにデイケアという施設がありますが、介護職に人気のある施設のため就職が難しくなっているようですよ。

そこで!

「夜勤なしのデイケアで働くためには資格が必要なの?」

「持っていると有利な資格はあるの?」

この記事では、この2つの疑問にお答えすると共にデイケアの仕事内容やデイケア以外の夜勤なしの職場を紹介しています。

介護の仕事はしたいけど、夜勤なしの職場で働きたいとお考えの方に参考にしていただければ幸いです。

目次

夜勤なしのデイケアで働くためには資格が必要?

介護施設の1つ、デイケアには夜勤がありません。

また、デイケアで働くための資格も必要ありません。

そのため、介護職には人気の職場となっていてなかなか就職できず、介護職の狭き門となっているようです。

ここでは、デイケアの仕事内容や持っていると有利な資格

また、なぜデイケアが介護職の狭き門と言われるのかひも解いていきたいと思います。

デイケアの仕事内容

施設などに入所せずにリハビリをおこなう通所リハビリテーション施設を「デイケア」と呼びます。

デイケアでは、医師を中心とした医療スタッフが通所リハビリテーション計画に基づいてサービスを提供しています。

また、利用者さまご家族の介護負担を軽減していただくこともデイケアの目的の1つとなるため、日中のみのサービスとなります。

デイケアで働く介護士は次のような仕事がメインです。

1.食事介助

2.排泄介助

3.入浴介助

4.移乗・移動介助

5.服薬介助(服薬の必要がある方へ声掛けやサポート)

6.口腔ケア

7.レクリエーションの企画・実施

8.利用者さまの送迎

デイケアでは利用者さまにリハビリだけではなく、食事や入浴サービスなども提供しているため

介護職は、利用者さまお一人おひとりの身体機能に合わせた介助を提供しています。

レクリエーションでは、利用者さまの身体機能・脳機能の活性化や他の利用者さまとの交流を深めることを目的としたサービスを心がけています。

また、デイケアはリハビリ施設であることから介護職がリハビリ専門職である理学療法士や作業療法士などのサポートをすることもあります。

利用者さまのバイタルチェックなどはデイケアに勤務する看護師がおこないますが

ここでも、介護職は看護師のサポートをして利用者さまの健康状態の把握をすることも重要な役割です。

デイケアは在宅で生活している利用者さまの通所施設となるため、車での送迎になりますが、その運転業務を介護職がおこなうこともあります。

デイケアで働くために持っていると有利な資格

デイケアは、在宅で暮らす要介護者がリハビリをおこなう施設なので比較的、介護度が低い利用者さまが多くなるようです。

そのため、デイケアでは資格保有者でなくても働くことはできます。

しかし、入浴介助や排泄介助など、利用者さまの身体に直接触れる介助に関しては

「介護職員初任者研修課程修了」以上の資格があると、介助業務もスムーズに進められるようです。

また、資格があることで、ある程度の介護知識があるとみなされ就職の際に有利になることもあります。

給与面でも資格手当がつくのでぜひ、資格取得にチャレンジしてみてくださいね。

夜勤なしのデイケアが狭き門と言われている理由

夜勤なしのデイケアはなぜ、介護職の狭き門と言われているのでしょうか?

・デイケアは夜勤がない

・デイケアは無資格でも働ける

・デイケアは介護職初心者でも働きやすい

以上のことから、介護職を目指す方がスタートを切りやすい職場となり就職率も上がってしまうため、狭き門と言われているようですね。

夜勤なしで働けるデイケア以外の職場

介護職の狭き門と言われているほど人気の高い職場デイケアですが、夜勤なしの職場はデイケアばかりではありません。

他にはどんな職場があるのでしょう。

デイサービス

デイサービスは、デイケアと同様に在宅の要介護者が利用するための日中サービスを提供する施設です。

そのため、夜勤業務がない施設がほとんどですが中には「お泊りデイサービス」を提供している施設もあります。

デイサービスの仕事内容は、在宅で生活している利用者さまの身体機能の維持・回復を図るため、食事や排泄、入浴などの身体介助や機能訓練がメインになります。

また、在宅で生活している高齢者は社会との接点が少なくなり、自宅にこもりがちになってしまうため

社会的孤立感の解消や毎日の暮らしに刺激を感じていただくこともデイサービスの目的の1つです。

そのためには、ただデイサービスに来て食事や入浴をしていただくだけではなく

レクリエーション活動を通して介護職員や他の利用者さまとも楽しく交流していただけるように、日々、工夫を凝らしています。

デイサービスも在宅の要介護者が利用する施設なので、車で送迎する業務もあります。

デイサービスで働くには資格は必要ありませんが、デイケア同様「介護職員初任者研修課程修了」以上の資格があると就職に有利なようです。

デイサービスで働きたいなと思っている方は下の記事を参考にしてくださいね▼

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訪問介護

訪問介護とは、在宅で生活している要支援・要介護の高齢者を介護する仕事です。

訪問介護士は利用者さまの自宅に訪問して食事や排泄、入浴などを介助する身体介護や料理・洗濯、買い物など家事の生活援助のほか

病院に通院されている利用者さまの通院等乗降介助などが主な仕事になります。

在宅の利用者さまが、少しでも自立した生活が送れるようにサポートすることが目的です。

訪問介護士の仕事は、利用者さまの身体に直接触れる身体介助があるため「介護職員初任者研修課程修了」以上の資格が必要です。

また、訪問介護も日中業務となるため夜勤はありませんが、夜間専門の「夜間対応型訪問介護」という仕事もあります。

夜勤なしの職場で稼ぎたいなと思う方は下の記事も参考にしてくださいね▼

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夜勤なしのデイケアとデイサービスの違い

デイケアとデイサービスって同じじゃないの?

そう思っている方もいるのではないでしょうか。

実際に、デイケアやデイサービスを利用している高齢者も、その違いを良く理解してないようです。

デイケアはリハビリ、デイサービスは自立

一般の方はデイケアとデイサービスの違いがわかりにくいようです。

しかし、デイケアはリハビリをおこなう施設、デイサービスは自立を促す施設だと理解すれば覚えやすいのではないでしょうか。

もし、要介護者ご本人やご家族がどちらを利用したら良いのかわからない場合は

身体機能や認知機能に不安があるなら、身体機能や脳機能の維持・回復のリハビリがおこなえるデイケア

身体機能、または認知機能にほとんど問題がなく自立した日常生活を送りたいとお考えならデイサービス

このようにおすすめしましょう。

デイケアとデイサービス、どっちが働きやすい?

デイケアとデイサービスの仕事内容や違いがわかったところで、あなた自身もどちらの施設で働きたいかイメージできたのではないでしょうか。

デイケアもデイサービスも提供するサービスはほとんど同じでしたね。

しかし、決定的な違いは、デイケアは心身の機能と社会生活の維持・回復を図るためのリハビリに重点を置いていること

それに対してデイサービスは利用者さまの生き甲斐づくりや日常生活上の介護に重点を置いているということです。

そのため、デイケアで働く介護職は重症者の対応や緊急時の対応が求められることもあるようです。

さて、あなたはデイケアとデイサービスのどちらの施設が向いるでしょう?

デイケアが向いている人

介護の仕事がしたいのだけど、夜勤なしの職場が良いと思う方にはデイケアがおすすめです。

デイケアは要介護の方のリハビリ施設となるため、比較的介護度の低い利用者さまが中心となります。

そのため、介護経験があまりない介護職初心者にも働きやすい職場だと言えます。

利用者さまの身体機能や認知機能の維持・回復を一緒に見守り、サポートしていきたいなと

思いやりがあって責任感の強い方はぜひ、デイケアで働いてみましょう!

ちなみに、デイケアで働くリハビリ専門職に興味があるという方は下の記事を参考にしてくださいね▼

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デイサービスが向いてる人

デイサービスもデイケア同様、日中サービスとなるため夜勤ができない人におすすめの職場です。

デイサービスは介護度の低い、比較的元気な高齢者が利用する施設のため介護職初心者でも働きやすい施設になるでしょう。

また、デイサービスの目的の1つに高齢者の社会的孤立感の解消があるので

レクリエーション活動などが積極的におこなえる明るい方が求められるようです。

人とかかわることが好きで、利用者さまを笑顔にしてあげたいなと思う優しい方はデイサービスで働いてみましょう!

夜勤なしのデイケアは介護職の狭き門?働くために資格は必要ない!

この記事では、介護職の狭き門と言われている夜勤なしの職場デイケアを解説、また、デイケア以外の夜勤なしの職場も紹介してきました。

いかがでしたか?

デイケアは夜勤なし、しかも、無資格でも働くことができるため介護職に人気があり、就職希望者には狭き門となっていましたね。

また、デイケア以外の夜勤なしの職場はデイサービス、訪問介護がありました。

介護職に就きたいのだけど、夜勤ができないから諦めたという方はぜひ、デイケアやデイサービス、または訪問介護などの募集を探して

あなたに合った職場でパワーを発揮し、たくさんの高齢者を支えてあげてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

出身地:埼玉県
趣味:韓国ドラマを観ること ・自主トレ
資格:健康管理士一般指導員(文部科学省後援)・健康管理能力1級
・JADP認定メンタル心理カウンセラー・調理師免許・介護職員初任者研修課程修了
私は、昨年に主人を亡くし、孫と暮らしていました。
その孫も中学校入学をきっかけに自分の家に戻ったため、現在は高齢の母の引き取り、介護をしながら2人暮らしをしています。

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