面談のたびに笑顔が増えた。初めての就活で知った「一人で抱え込まない」という選択|新卒就活体験記 #18 青木さん(仮名)インタビュー

初めての就活では「何から始めればいいのかわからない」と不安になる人も多いのではないでしょうか。

今回お話を伺ったのは、芸術系の大学でイラストを学ぶ青木さん(仮名)です。

憧れていた第一志望の企業に挑戦しましたが、結果は不合格。学業との両立にも悩み、一度は就活が止まりかけました。

そんな青木さんが就活を前に進められたきっかけが「一人で抱え込まない」と決めたことでした。

当初は利用に抵抗があった就職エージェントも、面談を重ねるうちに安心して話せる存在になりました。緊張も少しずつほぐれ、面談のたびに笑顔が増えていったといいます。

就活に不安を感じている学生に向けて、青木さんの経験を紹介します。

目次

第一志望に不合格。就活が一度止まってしまった

青木さんは短期大学を卒業後、さらにイラストを学ぶために進学しました。

もともとゲーム会社でイラストに関わる仕事をしたいという目標があり、就活では憧れていた企業を第一志望にしていました。

ポートフォリオを作り、企業説明会やワークショップにも参加。先生や現役のイラストレーターからアドバイスを受けながら準備を続けました。

しかし、第一志望の選考には通りませんでした。

「本当に行きたい会社だったので、かなり落ち込みました」

気持ちを切り替えられず、就活から少し離れた時期もあったそうです。

その一方で、大学の授業や制作課題は続きます。これからは卒業制作も控えています。

就活を一からやり直しながら、学業も続ける。その負担の大きさを感じた青木さんは、「全部一人でやるのは難しい」と考えるようになりました。

そこで、就職支援を頼ってみることにしました。

就活を長引かせたくない。エージェントを使うことを決めた

青木さんは、最初から就職エージェントに良い印象を持っていたわけではありません。

求人サイトや就活サービスに登録すると、メールや電話が増えます。複数のサービスから連絡が来ることにも戸惑いがありました。

「正直、できれば使いたくないと思っていました」

それでも利用を決めた理由は、就活を長引かせたくなかったからです。

大学の後期まで就活が続けば、卒業制作と重なります。学生生活最後の夏休みも、就活への不安を抱えたまま過ごすことになります。

「それなら、一度頼ってみよう」

そう考え、面談を受けました。

最初はかなり緊張していたそうです。就活では「きちんと話さなければ」と身構えていたため、担当者との面談でも自然に話せませんでした。

ところが、回数を重ねるうちに変化がありました。

担当者が話を丁寧に聞いてくれたことで、少しずつ緊張がほぐれていきます。就活だけでなく、普段の話もできるようになりました。

「就活は大変でしたが、面談の時間は楽しみになっていました」

面談を重ねるたび、青木さんの笑顔も増えていきました。

一人で悩んでいたときにはなかった、「相談できる相手がいる」という安心感。それが就活を続ける支えになったそうです。

仕事内容より「この人たちと働けるか」を大切にした

就活を進めるなかで、青木さんには会社選びの軸も見えてきました。

重視したのは、仕事内容よりも「社風」と「働いている人の雰囲気」です。

どれだけやりたい仕事でも、相談しにくい環境では長く働くのは難しい… 反対に、未経験の仕事でも、わからないことを聞ける環境なら挑戦できる。

そう考えるようになりました。

内定先を決める大きなきっかけになったのも、企業説明会で見た社員の姿でした。

説明を担当していたのは、入社して間もない若手社員。二人とも楽しそうに会社や仕事について話していました。

青木さんは、その姿を見て「ここなら働けそう」と感じたそうです。

企業を選ぶときは、給与や福利厚生、仕事内容も大切です。

ただ、それだけではありません。

明会や面接では、「社員がどんな表情で話しているか」「自分が質問しやすそうな雰囲気か」にも目を向けてみましょう。

青木さんの経験から学べる会社選びのポイントです。

まず営業を経験。その先にクリエイティブな仕事を目指す

青木さんは、入社後まず営業職として働く予定です。

大学で学んできたイラストとは直接関係のない仕事ですが、夢を諦めたわけではありません。

まずは営業で社会人としての経験を積み、実績を作る。その後、イラストや広告、開発に関わる仕事を目指したいと考えています。

ただ、将来を今の時点ですべて決めるつもりもありません。

働くうちに別の仕事に興味を持ったら、そのときに改めて考えればいいと、柔軟に捉えています。

そんな柔軟な考えを持っています。

青木さんがもう一つ大切にしているのが、「特定の誰かを目標にしすぎないこと」です。

尊敬する人の良い部分は参考にしつつも、「あの人のようになりたい」と強く思いすぎると、自分らしさを失ってしまう気がするといいます。

「自分にしかない部分を見てもらえたから、内定をもらえたと思っています」

だからこそ、これからも自分の良さを大切にしながら成長していきたいと、青木さんは考えています。

入社をゴールにせず、その先のキャリアまで考えている青木さんらしい目標です。

就活は一人で抱え込まなくていい

青木さんが就活を通して一番伝えたいのは、「一人で全部やろうとしなくていい」ということです。

就活は、多くの学生にとって初めての経験です。

求人の探し方も、企業の選び方も、面接の受け方も、最初から知っている人はいません。

青木さんも、最初は一人で頑張ろうとしていました。しかし、第一志望への不合格や学業との両立に悩み、誰かに頼ることを選びました。

その結果、就活をもう一度前に進めることができました。

学校の先生やキャリアセンター、家族、先輩、就職エージェントなど、相談先はさまざまです。頼れる相手は一人に絞らなくていいのです。

わからないことを相談するだけでも、次にやることが見えてくる場合があります。

就活を一人で進めることに不安があるなら、まずは誰かに相談してみてください。

ツナグバでは、就活の進め方や企業選びについて無料で相談できます。

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