大学4年の7月下旬から就活を開始。短期集中で就職先を決めた村上さんの選択|新卒就活体験記 #20 村上愛実さんインタビュー

「今から就職活動を始めても、間に合わないかもしれない」

周囲がすでに選考を進め、内定を得ている人もいるなかで、遅れて就職活動を始めることに不安を感じる人は少なくありません。

四国の大学に通う村上愛実さんが就職活動を始めたのは、大学4年生の7月下旬でした。当初は大学院への進学を考えていたため、就職活動への切り替えは比較的遅い時期だったといいます。

周囲から「今からでは、どこにも入れないのでは」と言われることもありました。それでも村上さんは、時間がないことを理由に諦めるのではなく、就職活動の軸を整理し、キャリアアドバイザーの力も借りながら短期集中で行動。営業系の企業を中心に選考を受け、就職先を決めました。

限られた時間のなかで、村上さんは何を考え、どのように動いたのでしょうか。初めての就職活動で焦りを感じている人に向けて、その経験を伺いました。

目次

大学院進学を見直し、大学4年の7月下旬から就活をスタート

村上さんは四国の大学で、国際教養や日本語学を中心に学んでいます。

一つの分野だけではなく、さまざまな学問に触れることが好きだったという村上さん。専門以外の授業も幅広く受けられる環境に魅力を感じ、現在の大学に進学しました。

大学卒業後は、そのまま大学院へ進むつもりでした。しかし、就職に関わる人と話したことをきっかけに、大学院修了後の進路や、進学にかかる費用についてあらためて考えるようになります。

「大学院に進んだあと、自分は何をするのか。進学にかかる費用と、その後の収入を考えたときに、学部を卒業して働く道もあるのではないかと思いました」

そうして就職へ進路を切り替えたのが、大学4年生の7月下旬でした。

一般的な就職活動のスケジュールと比べれば、決して早いスタートではありません。周囲から厳しい言葉をかけられ、不安になることもありました。

それでも村上さんは、「始めるのが遅かったから無理」とは考えませんでした。

過ぎてしまった時間を気にするより、ここからどう動くかを考える。そう気持ちを切り替え、すぐに就職活動を始めました。

時間がないからこそ、希望条件と応募する仕事を絞った

就職活動に使える時間が限られていた村上さんは、やみくもに多くの企業を受けるのではなく、自分なりの基準を持って会社を探しました。

希望したのは営業系の仕事です。そのうえで、企業を選ぶときには給与の高さだけではなく、「きちんと休みを取れるか」を重視しました。

収入、休日、勤務地、仕事内容、職場の雰囲気など、会社選びで気になる条件は数多くあります。すべてを同じように比較しようとすると、求人を見るだけでも時間がかかってしまいます。

村上さんのように、希望する仕事と譲れない条件を先に整理しておくと、応募先を選びやすくなります。

実際に選考を受けるなかでは、会社によって見ているポイントが異なることにも気づきました。

数字や成果を重視する会社もあれば、話し方や表情、相手への接し方を丁寧に見る会社もあります。オフィスでの業務が中心の会社と、現場に出る機会が多い会社では、働き方にも違いがありました。

選考を通じて会社ごとの違いを知り、自分に合う環境かどうかを確かめる。最初から完璧な答えを出そうとせず、面接を受けながら自分の希望を明確にしていったことも、短期間で就職先を決めることにつながりました。

一人で悩まず、面接練習を短期間に重ねた

就活を始めると決めた村上さんが最初に取った行動は、キャリアアドバイザーへの相談でした。

求人サイトや就職活動の口コミサイトにも登録し、複数のサービスを比較。そのなかから、自分が相談しやすく、頼れると感じるサービスを選びました。

以前、別の就職支援サービスを利用しようとした際には、連絡の頻度などが自分には合わず、利用を続けなかった経験もあったそうです。

そのため今回は「有名だから」「みんなが使っているから」という理由だけで決めず、自分との相性を重視しました。

ツナグバでは、河島さんをはじめとするキャリアアドバイザーに相談しました。LINEで直接連絡できるため、疑問や不安が生まれたときに相談しやすく、やり取りもスムーズだったといいます。

特に村上さんが魅力に感じたのは、1回30分から1時間ほどの面接練習を、短期間に何度も経験できたことでした。

「発言の直前に「面接練習のサポートについて、村上さんはこう振り返ります。」を追加します。引用部分はそのままで構いません。」

短期間で就職先を決めなければならないからこそ、一人で悩む時間を減らし、練習と改善を繰り返す。村上さんは、周囲の力を借りながら、限られた時間を有効に使っていきました。

一度の失敗を引きずらず、次の面接ですぐに改善する

短期集中の就職活動では、立ち止まって悩み続けるよりも、選考ごとに振り返り、次の行動へつなげることが大切です。

村上さんは、自分のことを「負けず嫌いで、努力することや物事にこだわる性格」だと話します。

思うような結果が出ず、落ち込むことがあっても、「下がったら、あとは上がるだけ」と気持ちを切り替えていました。

「失敗した対応を次回まで引きずるのではなく、次に生かしたいと思っていました」

面接でうまく答えられなかった質問があれば、回答を整理し直す。伝え方に迷ったときは、アドバイザーや周囲の人に意見を聞く。小さな改善をすぐに次の面接で試すことで、短い期間のなかでも経験を積み重ねていきました。

また、面接で自分のことを話せるよう、普段から長所や短所を振り返っておくことも大切だといいます。

「自分には何ができるのかを考えておかないと、面接で話すことがなくて困ってしまいます。自分の行動を客観的に見ておくことが大切だと思います」

自己分析では、特別な経験や立派な実績を探す必要はありません。

アルバイトで工夫したこと、授業やゼミで続けてきたこと、苦手なことに向き合った経験など、身近な出来事にも自分の特徴は表れています。

それでも一人では長所を見つけにくいときは、家族や友人、大学のキャリアセンター、キャリアアドバイザーなどに聞いてみるのも一つの方法です。

出遅れても、短期集中でできることはある

就職活動は、早く始めるほど準備や選択の時間を確保しやすくなります。ただ、スタートが遅れたからといって、そこで可能性がなくなるわけではありません。

大学4年生の7月下旬から就職活動を始めた村上さんは、時間が限られている状況のなかで、次の行動を重ねました。

村上さんは、希望する仕事と譲れない条件を整理し、相談しやすいキャリアアドバイザーとともに、短期間で面接練習を重ねました。また、選考でうまくいかなかった点は振り返り、次の選考で改善することを大切にしていました。

その積み重ねによって、営業系の仕事への就職を決めました。

「いろいろな会社があるので、最後まで頑張れば、自分に合ったところは見つかると思います」

村上さんは卒業後、東京でキャリアアドバイザーとして働く予定です。今度は自分が、仕事探しに悩む人を支える立場になります。

就職活動の遅れに気づいたとき、必要なのは自分を責め続けることではありません。

まずは、仕事に求める条件を書き出す。相談できる人を一人見つける。応募する会社を一社決める。面接練習の予定を入れる。

時間が限られているからこそ、悩むだけで終わらせず、今日できる一歩を選ぶ。その行動が、自分に合った就職先との出会いにつながっていきます。

「就活を始めるのが遅かった」「何から手をつければよいかわからない」と悩んでいる方は、一人で抱え込む必要はありません。

ツナグバでは、希望条件の整理から求人選び、面接対策まで、一人ひとりの状況に合わせて就職活動をサポートしています。

今からでも、自分に合った就職先を見つけるためにできることはあります。まずはツナグバのキャリアアドバイザーに、現在の悩みを相談してみませんか。

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